本日は、雪浦くんち。
雪浦くんちは、300年以上の歴史がある雪浦熊野神社の秋季大祭です。二日間にわたって行われ、一日目は、熊野神社からのお下り、二日目は、下宮からのお上りがあります。
上のお宮で神事が行われます。 雪浦小学校6年生の4人の舞姫が美しく舞います。
雪浦小学校の子どもたちのシャギリ。毎晩お宮で練習しました。
雪浦のくんちは、子どもが中心のお祭りです。低学年の子が太鼓を担ぎ、高学年が叩きます。低学年の子は、背中で音と調子を覚えるのです。こうして、シャギリは、受け継がれていきます。
大太鼓は、中学3年生と1年生の2人。3年間同じ子が、叩きます。奥の子は、三年生。今年が最後の太鼓です。手前の子は、一年生。今年初めての叩き手です。
かっこいい笛吹き衆です。美しいシャギリの音が響き渡ります。
上宮からの急な階段を行列が下りてきます。
雪浦のメインストリートを笛の音に合わせて、行列は行きます。
お兄ちゃんお姉ちゃん達のシャギリに続いて、小さい子は、芝もちで、続きます。
今年は、新しい橋の渡り初めです。
まだ、橋は、出来上がってはいないのですが、神様に渡っていただきます。いつもとは、違うルートで、新しい橋に向かいます。
新しい橋を渡ってます。なんだか狐の嫁入りのような神秘的な景色。物語の中にいるような気持ちになりました。
新しい橋を渡ったら、これまで使っている橋を渡り戻ります。下宮へ向かいます。
たくさんの人が神事とシャギリを見守ります。今年は、橋の渡り初めを祝って、下宮で餅まきが行われました。
餅を拾うのに必死で、写真を撮り忘れました。
雪浦くんちは、夜がまたすごいんです!! くんち参りといって、各家をお客さんが訪問し、ご馳走をいただきます。このように、入れ替わり立ち替わりたくさんのお客さんがやってきます。ご馳走が次から次へ運ばれてきます。一昔前までは、無礼講で、何十人もの方が一晩にきたそうです。中には、知らない人がいたリもするそうです。お家の方は、本当に大変です。今では、事前にご招待の言葉かけがあり、おじゃまさせていただきます。毎年お世話になっています。ありがとうございます。
がにじる、をいただきました。つがね(もずくがに)を丸ごとすりつぶしたものの味噌味のそれはそれは美味しい汁物です。我が家のすぐ下で獲れたカニだそうです。その家のご主人を囲んで、いろいろな話がはずみます。
あいがもの串焼きをいただきました。合鴨農法の田んぼで働いたカモです。味があって、甘くて、柔らかくて、美味しかったです。手打ちの蕎麦もいただきました。楽しい時間は、あっという間に過ぎて行ってしまいます。
実は、この後、夜の11時ごろお電話いただき、もう一軒いってきました。お世話になりました。
明日は、下のお宮からのお上りです。10時からです。午後からは、子ども相撲もあります。お楽しみに!!