ことくくるの里山暮らし。 (ブルーベリー栽培日誌。)

ブルーベリーの成長記録と、里山での日々の暮らしの日記です。

牛スジ煮込。甘い毒。【こと食堂】

2020-06-14 00:05:54 | 日記

初めて、白きものを買った。
その、白きものは

きっと、耳元でこう囁くよ。


とっても、甘い口調で...。





『悪魔だよ。』


って。

でもね。



『ああ。君はもう知っていたんだったね』





『そっか。残念。』
つまんなさそうに、
きっとどっか行ってくよ。




最近は、
「チョコレート工場王」に
圧されちゃってるね。




私は、初めてお砂糖を買いました。
あっ。それだと
嘘ついちゃうことになっちゃうね。
お砂糖っていっても、種類があるから...
私が、今回初めて買ったのは
『上白糖。』

多分。
大体のお家で、普通にあるやつ。

それを、家では、
今まで、買ったことがない。




理由はね。
『頂き物』だったから...。



家の村の風習で、
村内の中で、年忌法要とかがあると、
お砂糖を3個くらい持って、
「いついつ、誰々の法要をします。」
って、お配りする風習があったの。

今でも、その風習はあるけど
問題は「お砂糖。」


だんだん、お砂糖から、違うものに
変わってきたんだよ。


だから、今まで買ったことがなくって
有り余ってるくらいだったの。
『古いやつから使いなさい』
っていうから、
大体、いつもカチカチになった、
お砂糖との戦いだったよ。
もう、ガンガン割るみたいな感じ。

私の、料理は目分量な適当な味付けなのも
きっと、このお砂糖のせいだ。
(.....と思いたい。)
だって、レシピの<大さじ○>とか出来なかったからね。

だから、今日は、『お砂糖ってこんなにフワフワだったんだー!!』って感動してる。


お砂糖売場でね、色々見てるとね
私が買ったことがあるのは
三温糖と、ざらめ。
ざらめはよく買うかな。
本当は、きび砂糖とか、てんさい糖の方が
ミネラル分も残ってるし、体にはいいんだと思うんだけど、
上白糖でずっとお料理してるから、
きっとね。
味付けが迷子になりそうなのと、
如何せん。お値段が高いよ。



っていうか、今思えば
『なんで、お砂糖だったんだろう』
って不思議に思ったんだよね。
多分、地域によっては、他にも
おんなじような風習があるところって、
あると思うんだけど。
なんで、お砂糖?


勝手に考察で、きっと此れだろうって思うのが、【昔、砂糖は高級品だった。】
此れしか思い付かないよ。

今は、よくお土産とかで頂くのは、
お塩が多いの。
色んなお塩があって、
何々県のドコドコの海のお塩とか
なんちゃら製法のお塩とか
風味付けしてあるお塩とか。
海外のお土産でも頂くんだけど、
困っちゃうのが、何か固まり系が多いの。
お塩をガリガリする
あの道具?
あんな、お洒落な物。
家にはありません。



沖縄の黒砂糖の他に
お砂糖って、そうゆうのないのかな。
っていうか、お砂糖って
いつから日本にあるんだろうって思えてきた。
ちょっと調べてみたら、
なんと奈良時代には輸入されていたらしい!
ただ、貴重品で甘味料とゆうよりは、
薬種として利用されてたみたい。


きっと、甘味で使えるのは、
御貴族様くらいだったんだろうな。
...ああーー。
そういえば、かの有名な、藤原道長は
糖尿病で亡くなったみたいな事を聞いたことがあるぞ。



【 この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の
欠けたることも なしと思えば 】
(この世は自分のためにあるようなものだ)
酒宴で詠んだ句らしいけど、
すごいよね。




でも今や、三大現代疾病だよ。



甘い幸せに、辛い毒。
高揚感を味わう場所は、
病院のすぐ裏庭なのかもしれない。


もっと、すごい高揚感を味わいたいのなら
刑務所の裏庭で。
ささ。此方へどうぞ。







今日の一品は、【牛スジの煮込み】
私は、ざらめを使いました。
いつも、いっぱいで作っちゃうから
3日はひっぱっちゃうね。
あと、冷凍できるように
こんにゃくは入れてません。
何だか、こんにゃくは冷凍したらダメ。
(私にはどうもダメだったよ。)





お魚煮るのと、
こうゆう煮込系には
ざらめでお料理してます。


そういえば !!
ざらめ見ていて思いだした! !
まだ、売ってるんだろうか?
『黄金糖!!』

小さいころ、あの飴ちゃん大好きだったんだよね。
独特の形でね。
舌触りが、つるつるなの。
って、知ってる人、
もうあんまりいないのかな。


今度、お買い物に行ったら
探してみよう !!

































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