ことくくるの里山暮らし。 (ブルーベリー栽培日誌。)

ブルーベリーの成長記録と、里山での日々の暮らしの日記です。

『明け六つ。』は不思議な空間。

2020-06-29 21:00:22 | 日記




『明け六つ。



今年の夏至は、6月21日の日曜日だったね。
日食と、おんなじ日になるなんて、
なかなか、そんなタイミングが合うなんて
凄いな。でも、少ーぉし。
残念だったのは、お天気があんまり良くなくって、日食は見られなかったよ。

月曜日。
私は、いつものように。
いつもの寝室を出て
いつものように。お台所に立つの。
冷蔵庫から、卵を取り出して.....

【あっ。

慌てて、勝手口から庭に出た。


『.....3時50分

【明け六つ。の空だ。





あの、ひとつある星が、『明けの明星
っていうやつなのかな。


『明け六つ。』
『暮れの六つ。

ってゆうのは、
季節によって、その時間が変わる。

夏至の明けの六つ。は、
住んでいる場所にもよるんだけど
3時50分くらいかな。

あと、30分もすれば
空は明るい。
この、たった30分の間は、

何だかいつも不思議な感覚になる。
何でなんだろう。
眠いなー。とか、
だるいなー。とか、
面倒くさいなー。とか、
慌ただしいなー。とか、
何かしら感情があるはずなんだけれど




ただ。
無心になる。

感情が消えるの。






きっと。
私だけなのかも知れないけどね。
私には、その感覚が不思議でしょうがない







夏至とかの区切りには
何かしら「目標」とかを
たてるといいらしいんだけど、


目標なんて、何にも浮かばなかったから
まず「目標」を見つけることを目標にして
お台所に戻ってきた。


『また、』
今日が始まる。』




それだけで、
幸せだと思えるように。
毎日を『丁寧に暮らす
其れを、目標にしようかな。




今日の、
だし巻き玉子は、いつもより
ちょっとだけ綺麗に巻けた気がする。



















【5月2日】ブルーベリー栽培日誌(苗木の植付け。ちゃかりプラムも仲良し)

2020-06-26 20:58:47 | 日記


【5月2日

今日は、
ブルーベリーの苗を定植する。
昨日、太陽からの日当たりを考慮して
配置を決めた場所へ。

ブルーベリー ツツジ科半落落葉低木
原産地 アメリカ

酸性土壌(ph4.0~5.0)が適しているみたいなことが、説明書に書いてあったんだけど

樫の木々の落ち葉で覆われた
この土地の、土の質がブルーベリーの
栽培に適しているのか、どうなのか
解らないので、
一番堅い方法で、
8号ポットに、ブルーベリー専用の土を
使うことにした。


この場所で、ブルーベリーを栽培するなんて、リスクの方が高いのは、
重々承知なのだ。
だから。
本当に、『にっちもさっちも』行き詰まったら、ポットごと違う場所へ移動することもできる。


出来たら、この東山で上手にすくすくと
育って欲しいのが本音ではある。
やっぱり、お家とかと一緒で、
山に入らなきゃ、
山は手入れされなくなっちゃて、
踏み入れられないくらいに
ジャングルになっちゃうと困っちゃう。

せっかく、おじーちゃんが植えて
くれた、樫の木。
やっぱり、手入れしてあげなくっちゃ
陽当たりも悪くなっちゃうばかりで、
雑木や蔓の方が強いから、
樫の木は弱っちゃう。




ブルーベリーの苗木は、

ラビットアイ系の
・ブライトウエル(2本)
・B.デライト
・ノビリス
・オノ
・タカヘ


ハイブリッシュ系の
・ブルークロップ
・ウエイマス


を、用意した。
ブルーベリーって、沢山種類があるらしくって、100種類くらいあるみたい。
◆サザンハイブリッシュ系の苗木も欲しかったんだけど、
近くの園芸用品がおいてあるホームセンターにはなくて残念。

でも、プラムの苗木は売っていて
嬉しくって買っちゃった。小さい頃よく
ねだって買ってもらったのを覚えてる

たぶん。
それが、桃だったら
絶対ねだっても買ってはもらえなかったと
思うな。(だって、高いからね。)


あんなに、プラム大好きだったのに
大人になってから、食べなくなったな。
「今だったら....」って、
そうゆうのって、
『ひとつや『ふたつ』くらい
誰にでもあるよね。

プラムって、1本だけじゃ植えても実が
つかないらしいんだけど、
この、メスレーって種類は
1本でも、ちゃんと実が成るって説明書き
してあったから、この種類を選んだの。


もし、ここの土地と相性がよくって、
すくすくと育ったら、
もっと増やしちゃおうと
実はこっそり思ってる。
なので、プラムはポット植えじゃなくて、
直接、土に植えた。
ちょっと、心配だけど。
何だか、欲望にまみれている。

それぞれの、配置は
こんな感じ。











手前の、ハイブッシュ系の苗木が
あまりにも小さくって心配だな。







反対側に回って撮った風景。
こっち側には、ラビットアイ系の苗木を
配置。ちょっとの位置の差だけなんだけど
温度が違うんだよね。
こっちの方が、少しだけ日が当たる分が
多くって、暖かいの。
やっぱり、お日様ってすごいな。




木で囲ってあるのが、プラムちゃん。
地植えだから、心配だけど、
どうか、すくすくと育っていって欲しい
な。

あっ。そうだ。
『ラムちゃん』と名付けよう。






【5月1日】ブルーベリー栽培日誌 (東山開拓編)

2020-06-26 20:07:39 | 日記


【5月1日


樫の木が
植えっぱなしで、
手入れもされずに
乱雑になっていた、通称「東山」。





蔓が巻いちゃってたりしていて、
全体的に幹は細くって
あんまり元気がない。
とにかく蔓が強い。


4月の末頃から、
東山に入って山作業。

チェーンソー。
のこぎり。
ナタ。
草刈り機も、すぐに蔓がからんじゃって
草刈り機が心配になっちゃうくらい。


樫の木を間伐したり
下枝をはらったりして、
随分とすっきりしたので







今日は、太陽の位置を観て
太陽の光がどれくらい入ってくるのか
時間帯毎に、確認しながら
ブルーベリーの苗を植える配列を決めていた。

午前中は、東山で。
午後からは、竹林で。
今日の作業は終了。















『地球へ』テラへ。其々の大切なものとは。

2020-06-19 22:26:20 | 日記

お外は雨。
2階の一部屋。
物置小屋になっちゃってる。
まだまだ、雨もやまないのだろう。
除湿機をかけようと思って入った。


『ふっ』と、目にとまったのは
本棚の下の方に並べてあった
母の大切にしている本。


私と、母とは、全く好みが違う。
私の図書部屋にある、本棚には
どうやら、『お好み』の本はないらしい。
母曰く。
『面白いの?』


『....返答に困る質問を
投げつけないでくれ。』

そう、答えてる。





社交的な母。
人見知りな私。
土を触るのが嫌いな母。
母の日の定番の
カーネーションでさえ要らないと云う。
ある程度、大人になってから言われたことなんだけど、
初めて言われた時は、
ちょっと悲しく思った。
それは、きっと
子供の頃の、
【思い出補正】
を、しなくちゃいけないから。



【嬉しいはず。】
【喜んでくれてるはず。】
ずっとの間。
そう思っていたからだ。


誰だ?
母の日には、『カーネーションを』と
言ったのは....。
この時の出来事は、
大衆洗脳ってのを
知った日なのかもしれないけどね。



『やっすいワインでいいよ。』
って言ったから
今年も、
「赤い甘口のワイン」をあげた。




親子でさえも、
こんなに好みのものが違うものなのだな。
と、思う
だって。私も、今まで、母の本棚に
全く興味はなかったんだから...。


其なのに、
何だか、目にとどまった。
気になって、手に取ってみる。

もう、壊れてしまいそうな
脆くなってしまっている
漫画の本だった。


ダイニングまで
そぉーーっと運んで、
手を綺麗に洗って、開けてみた。

母は、「汚ないよ」と言ったけど

違うの。
そうじゃないの。

それは、母の大切なものへの
敬意のつもりだ。
どんなに古いものでも、
汚なくなっていたとしたいても、
汚い手では触ったらいけないと
思ったから。








『地球へ』(テラヘ)
武宮恵子さんのSF漫画作品だった。
めくってみたら、その中にあったのは
私の本棚にはなかった世界があった。

ずぅーーーーっと、
この本は、そこに
あったはずなのだ。


だって、
私が産まれるまえからあったのだから....。
だけど、今まで、知らなかった。

母が、好きな世界感を知らなかった。
知ろうともしてなかった。




今。やっと2部まで読みすすめた。
何度も、何度も
戻っての繰り返しで
全然進まない。
今までに、読んだことのない世界の本だからだ。中々、入り込むのに時間が掛かる。



この武宮恵子さんってすごいと思った。
未来予知でもできる人なのかな。
びっくりしちゃった。
この本の、世界の中の出来事と、
今の地球で起きている事と、
シンクロしてるように感じる。
いや。
そうなってると思う。
それに、もしかして、
私が知らないだけで、この本の中でおこってるような事が、
世界では、すでに進められているような気さえするように思う。


だって、現実に
アメリカでは『宇宙防衛軍』ってあるし、


日本だって、防衛省が
ついこの間の、5月に
【『宇宙作戦隊』って発足させた】って
ニュースか新聞かで見掛けた。
活動内容は解らないけれど、

もう、世界は『宇宙』なのだ。

武宮恵子さんの世界は、
もうちょっと、その先だ。


『地球へ』
なのだ。
すでに、宇宙視点から観てるんだ。




人間が壊してしまった「地球」に
帰って来たい....そんな世界になっている。



まだ、最後まで読んでないから
どうなっちゃうのか解らないけれど

私は、色んな意味で
考えさせられる本だと思う。


この本を、
今、手に取った事にも
何かメッセージがあるのかもしれないよ。って思うくらい。




私は、今。
創造と現実の狭間にたっている。
とっても、不思議な感覚のなかにいるよ。




外は雨。
ダイニングにひとり。

こんな日には、
丁寧に淹れるドリップじゃなくって
簡単なインスタントのコーヒーで
母の好きな世界を覗いてみる。

そんな時間を過ごしてみるのもよい。

私は、母親のことを知らなかった。
こんなに近くにいるのにね。
この、一冊の本は
母の42年を繋ぐ、
大切な『Messenger』なのだ。




あっ。
雨が止んだ。


今のうちに、お庭で
お野菜を摘みにでよう。






ピーマンと、
オクラと、
ミニトマトと、
リーフレタスの間引いたのと....

リーフレタスの赤ちゃんは、
今日の夕飯のグリーンサラダのトッピングにしちゃおう

オクラは、薄く味付けして胡麻と合わせて
お弁当の「ひとしな」に。

プチトマトは、明日の朝にまた
採れたてのやつを詰めてあげようかな。

ピーマンさんは......うーーん。
考えよう。



私は、土触るの好きだけどな。
こうやって、お野菜作ったりして、
心配したり、ワクワクしたり。
ちゃんと育ったら嬉しくって。
自分で作ったのを、
お料理して食べてもらえたら、
何だか、ちょっぴり小恥ずかしいけど
幸せを感じられること。



みんな、大切なものは其々。
誰も、奪えないし、
誰も、否定しない。



雨上がりの夕方。
何だか、
少し解った気がした











































笛吹き男の嘘の世界の中より。赤い朝。

2020-06-17 18:29:23 | 日記


叙文 】

『ハーメルンの笛吹き』
って、お話し知ってる?

私は、ずっと。
その、物語の中にいるみたいだ。


あれって、本当にあったお話しなの?

私は、ずっと、ずっと、小さい頃に
絵本でよんだことがあるよ。



3月。
4月。
5月。

みんな。大変だったね。

テレビでは、毎日
『コロナ』『コロナ』って
コロナのことばかり。

みんな、それに吊られて
右往。
左往。
してたよね。


でも。
大切なひとを守るため。
大切な家族を守るため。

外出は控えて下さい。って云われても
みんな、スーパーや
ドラックストアは
人で溢れていたね。


みんな、怖がりながら
お買い物してたね。
持参のゴム手袋に、
アルコールスプレーだなんて、
すごい人も、よく見掛けたよ。



じゃあ、お家から出なかったらいいのに。
って思っちゃうかもしれないけれど、
その、【相反する行動】も、
きっと、その方の、大切なひとを守るため
だったんだよね。




私は、ずっと

『何だか おかしいな。』
『何だか、変だよ。』
ずっと、変な感覚の中で過ごしていたの。
「俯瞰」するって、こんな感じなのかな?


『これって本当のことなのかな。』

日本のニュースをみても
いつもおんなじような事ばっかりで
うんざりしちゃたから、
海外からのニュースが入るように
してみたよ。

『これって本当のことなのかな。』

でもね。
やっぱり、解らなかったよ。




『だって、<真実>なんて、
誰か本当に教えてくれるのかな?』


でも、そんな中でも
「何で、日本ではこのニュースを取り上げられないんだろうな?」って云うのは
いっぱいあったよ。


本当のことじゃないかもしれないけどね。




【いつから自分でちゃんと考えられなく
なっちゃたんだろう?】

【いつから おかしくなちゃっていたの?】

【いつから 始まっていたの?】

【みんな それでいいの?】



『適切な距離。』

だんだん、周りのみんなと
意識の距離感がでちゃう。

気持ちが、ささくれだってる。
私の頭の中では、きっと必死で。

正常な神経を保っていようとしてるんだ。




【事実】と【真実】。

おんなじようで、同じじゃない。

だって、ひとつには
『いつも、嘘を孕んで』いるからね。


だから、私が
何処へ行ったって、
何を考えたって、
解らない。
もう、わかんないから
考えるまい。

目の前の、触れたら暖かいもの...。
それさえ、大切にできたら
もう。それでいいの。





ハーメルンの笛吹男は
私たちを、何処へ連れていく?

「嘘の世界」を歩いてく。
歩き疲れちゃった?
まだまだ、先みたいだよ。

「嘘の世界」を歩いてく。
青い夜になって。
赤い朝になって。

ねえ?
あの月は本物だったのかな?
あの月でさえ嘘に見えてくるよ。


私は、きっと
もう行列の中から
この景色をみてるんだね。



笛吹男は、
私を
何処へ
連れていく?


やっぱり、川なの?
暗いところ?
怖いところ?


でも、これだけは知ってるよ。

【もう 絶対戻れやしないって。】

だって、毎日聞いてるでしょ?

【新しい生活スタイルで。】って。
【ねっ?】




追伸。


桃太郎のお話しも、
浦島太郎のお話しも、
金太郎のお話しも。

案外。
本当にあったことかもしれないよ。


私。あの三太郎シリーズのCM。
毎回楽しみにしてるんだ。
今回の、大黒天様の
『ぽんっ!』
可愛いなあー。
ツボにはまっちゃった!