秋の七草のひとつであるフジバカマの花の香りに誘われて今年もアサギマダラが南下してきています。
フジバカマはアルカロイド系の毒物質を含有しており、この毒物はアサギマダラの雄の性フェロモンを分泌させるようです。
また、毒性の植物(フジバカマやヒヨドリソウ等)を吸蜜することで体を毒化し鳥などの捕食から逃れるー鳥たちの先祖(又は自分)が痛いめをみて、それがDNAに刻まれて(記憶して)手を出さないでいるのでしょうか。
フジバカマ園に翅が散らばっているのを目にすることが有るのはカマキリ(天敵)の仕業らしいです。
蜜を吸い出すと人の手で簡単に捕まえれる程ですから毒が気にならなかったら、た易いことでしょう。
此処を訪れたのは今年3度目です。
最初はまだ南下には早かったのかどこにも見あたりませんでした。
2度目は午前中で竹林の方からヒラヒラと舞い降りて来るのを目にしました。
現地に到着したのが15時過ぎで、蝶達は竹藪のねぐらに帰って行き頭数が少なかったです。
2頭以上写っているのは合成しています。
2022/10/14撮影
カメラ レンズ:NikonD5 70-300㎜(f/4.5-5.6) シグママクロ150㎜(f/2.8)
現像:DxOPhotoLab&Photoshop