知っているのは

籠の中で

納得いかない顔をしているこがねの

背後に

寄り添うはがね

何故こうしてるのか

その理由は

はがねのみぞ知る

顔がいい

手の次は

お腹！

と言うか、下半身？

でもどうせならお顔が見たいなぁ

絡み猫

隣から

両腕を目一杯伸ばして

絡んでくるこがね

邪魔だけど

この手はちょっと萌える

入ってくりゃいいのに

部屋に空調を入れる時

扉部分はカーテンをして

温度を保ちつつ猫の出入口も確保しているのだが

そのカーテンの隙間から

覗く黒い肉球

中には入らないけど

遠くにも行かない

そんな微妙なこがね心

無防備感

暑くなって

床に転がるはがね

 

 

いつも無防備感溢れるこがねと違い

徐々に緩んでいって

そのうちに無防備になるはがねが

結構愛しい