こがねが居る
その場所は
ダンナの脚の上
しかも片脚
何とも上手い具合に
乗ってるものである
相変わらず
猫布団のはがねを見守るこがね
やっぱり一緒には寝ないし
また奪うこともしない
ただ傍らに佇んで日光浴をしている
色々と気の使える猫である
猫布団とは言っても
その使い方はただの敷布と変わらないのだが
それでもこうやって
正しく枕を使っている様を見ると
何かちょっと嬉しかったりする
まあたまたま偶然なんだろうけどさ
ふと見れば
猫布団の上にこがねが!
はがねが使ってるときは見向きもしないのに
はがねがいない時にこっそり乗ってる
実ははがねに遠慮してただけで
本当は気になってた、とか?
布団の間に潜ってたはがねが
脇からはみ出しとる
普段は横から入って
出るときも横からなのだが
この時は何故か下にはみ出してた
まあ何処からはみ出ようが本猫の自由なのだが
ベッドから下りるときは足元に気を付けておくれ