ホスピタリティの意識

空港マラソンの評価が気になり、全国のマラソン大会の情報を発信しているＲＵＮＮＥＴのサイトで参加者の方々からの感想を見て感激です。

「とても素晴らしい大会」というコメントがたくさん書かれていました。

ＲＵＮＮＥＴ大会レポート＆評価　第2回萩・石見空港マラソン全国大会　
http://runnet.jp/report/race.do?raceId=8437

中でも目立ったのが「沿道の声援が良かった」という感想です。

私はメインステージ横のテントでのＴシャツ販売を担当していましたが、沿道でもたくさんの市民の皆さんがこの大会を盛り上げていたことがこの感想から良く分かりました。
そして、そのことこそがリピーターを作るのだと思います。

どんな観光地も、どんなイベントも、リピーターが生まれるのは“人の関わりが良かった”ということが大切であると言われます。

人をもてなす『ホスピタリティ』の意識も“来てくれた皆さんのために”と思うことから育っていくのだろうと思います。

対価を求めているのではなく、おもてなし・喜びを与えることに重きをおいている点が大きくサービスと違います。ホスピタリティにおいて重視されるのは、人間性や信条、個性、感性などであり、報酬を求めての行動ではありません。
おもてなし・喜びを通じて、報酬は結果としてついてくるという考えです。

しかし、ホスピタリティの意識もこうした体験や普段からの意識によって身に着くものでしょうから、交流人口を増やすためには、空港マラソンのような体験を積み重ねていくことが、心からのホスピタリティの意識を養うことにつながるように思います。