今日は益田七尾まつりに大行司として参加しました。
昼に雨が上がり、本当に良かったです。
無事に終わり、ほっとしました。
今回参加させて頂き、関係者の方々とお話をしてみると、地方のどこのお祭りもそうなのかもしれませんが、このお祭りも「昔はもっと盛大だったんだけど・・・」とお話をされる方が多くおられました。
「子ども奴」には益田小学校の子ども達のうち多くの希望者が参加していますが、参加する子ども達の割合はあまり変わっていないようですが、子どもの数が少なくなっていることから、全体数としてはやはり少なくなっているようです。
市内のどこの地区でも、長い歴史や伝統のある祭りがたくさんあります。
人口減少時代に、地方のこうした特色ある祭りを同じ形で維持し続けるのはとても難しいことです。
重んじてきた伝統に敬意をはらいながらも、規模の縮小を受け入れ、その時々に沿った形を作っていく。
昔通りには戻らないとしても、より良い形で残していく努力と工夫、そして活かしていく知恵を、地方に住む私たちが出し合っていかなければならないのでしょう。
小学校の体育館で準備をしていた際、子ども奴の衣装(写真は1・2年生の忍者)に着替えて遊んでいる子ども達。
学年が上がるに連れて、着ることができる衣装が変わっていきます。
来年は120回目を迎えるこの益田七尾まつり。
この大行司をはじめとする子ども奴や益田兼高公の行列は、もっと多くの方に見て頂きたい、県外や市外の方にも見て頂きたいと改めて思いました。