4月に行われた利用促進協議会でも、搭乗率80%の目標を掲げ、何とか大阪便定期便の再開を目指していきたいという方針が示され、支援策に取り組んでいくということでした。
昨日は、少しでも市民の皆さんに関心を持ってもらおうと、益田市議会と商工会議所の皆さんと一緒に市内3ヶ所でPR活動を行いました。
今年度は、萩・石見空港利用拡大促進協議会として、大阪便の期間限定運航を記念して「大阪便特別キャンペーン」を実施。
大阪便搭乗者全員対象にした「みんなで行っとくキャンペーン」が、3名以上のグループで利用する場合の片道1,500円、往復3,000円の助成。
「QUOカードプレゼントキャンペーン」は、1~2名で利用する場合に片道1,000円分、往復2,000円分のオリジナルQUOカードを贈呈するという助成内容です。
ティッシュを配りながら説明をすると、「あっ、そうなんですね」と、期間限定運行を知らない方も多いように感じました。
大阪には行きたいけれど運賃が...と言われる方もおられました。
運行時間は
大阪(伊丹)→ 萩・石見 13:30 → 14:35
萩・石見 → 大阪(伊丹) 15:05 → 16:05
となります。
一般質問でも触れましたが、
5月24日に全日本空輸と香港の投資ファンドが出資する格安航空会社(LCC)の「A&Fアビエーション」が、ブランド名を「Peach(ピーチ)」にすると発表していました。社名も同日付で「ピーチ・アビエーション」に変更し、ピーチは、関西国際空港を拠点に、2012年3月に福岡、新千歳、5月に韓国・仁川(インチョン)に就航する予定ということで、運賃等、詳細は明らかにされていませんが、関空にはLCC専用ターミナルもオープンする予定ということです。
別会社とは言えANAがどのようなサービスの格安航空を運営していくのかは、今後日本にLCCが広がっていくかどうかの指標になっていくと考えられています。
更にスカイマークは成田発着路線で、出雲への路線開港も検討しているようです。
また、平成24年度には岩国飛行場に岩国空港が開港することとなり、岩国~羽田間1日4往復、ANAが就航することとなっています。
更に、3月12日には九州新幹線の鹿児島ルートが全線開通し、新大阪 - 鹿児島中央間の所要時間が3時間45分となりました。
4月に佐賀県に視察に行った際には、九州新幹線に対する九州の方々の期待の大きさをひしひしと感じたところですが、この九州新幹線の開通により、しばらくは関西方面から九州地方への旅行客が大幅に増えることが予想されています。
震災の影響や九州の集客力を考えると、萩・石見空港の置かれている状況が非常に厳しいものであると認めざるを得ないように思います。
萩・石見空港を取り巻く外部環境は年々大きく変わってきています。
そんな中で、萩・石見空港をこれからどう維持していくのか、中長期的な空港のあり方・利用方法について、県と一緒に考えていく時期に来ていると思っています。
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