仏像彫刻と共に歩む侊慶の記録

仏師 紺野 侊慶の記録

木彫刻1

2010年12月16日 | 木彫刻
普段、仏像意外にも制作する事があります。

その事についてお話ししたいと思います。

私の修行を行なった場所は富山県南砺市(旧井波町)で日本でも一番多くの木彫刻師の集まる町です。

私の師である仏師の斉藤琳先生は、始め木彫刻師でありました。

そこから京都の大仏師の松久朋琳先生、宗琳先生のもとで仏像を学び、両方の技術を身に付けられました。

そのため、欄間や唐狭間(からさま)等の制作をする機会もあり学ぶことができました。

欄間の彫刻は、日本の建築で天井と鴨居(かもい)との間に松竹梅や風景などをモチーフにしたものが多いです。

唐狭間はお寺にある欄間の事で一般に龍や鳳凰や天女などがあります。つづく



松と名古屋風景の欄間





鳳凰の唐狭間

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