おうぅ…こんなに…。
よし、食べてみよう。
普通ならここで迷わず捨てる所だろうが、ドライフードの力を試してみたい。(?)
余りにもひどかったらごめんなさいしよう…。
作り方は超簡単。
乾燥剤とスプーンを取りだしお湯を注ぐ。
具と思われるタケノコがやたらと黒く見えるが、気にしない。
チャックを閉めて20分待って出来上がり。
食器がないと想定して、袋の中で混ぜると全体が黒くなった…。
食べてみると…。
美味しくない…が、何だ、この食べたことのある味…。
特にタケノコだった物体から嗅いだことのあるすっぱい、何処か懐かしい匂いが漂う。
ご飯は中々いい感じ。
『毎日でも食べたい』とは思わないが、被災して空腹になれば食べるだろう、という味である。
食べられないことはない。
食べ進んで行くうちに思い出した。
そうだ、古くなったお漬物の香りだ!
酸味を感じるその匂いは昔おばあちゃんがつけていて時間の経過したお漬物、と、その蔵のにおいにそっくりなのだ。
珍味だ…。
と、ここで伴侶から指摘があった。
『これ、お湯入れてすぐ混ぜた?』
忘れてた…。
お湯を入れて放置していた。
混ぜたら少しおいしいかも?
期待しつつ残りの安心米もお湯を入れて混ぜてみた。
20分待ったものがこちら。
ん?あまり変わらない?
味も同じだった…。
お腹でも壊すかな?と思ったが何事もなかった。
ま、とりあえず賞味期限内に食べるに限るのだが…。
ちょっと冒険したくなった昼下がりである。
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