「みろくの里」に行って来た。
と言っても移転オープンした温泉施設「神勝寺温泉 昭和の湯」が目的。
遊園地の北東約1キロにあった旧神勝寺温泉の源泉を利用し、施設の老朽化に伴い移転となったようである。
遊園地と温泉を併設する施設は中国地方初らしいが、私が感心したのはその作りとデザイン。
昭和の街並みを再現した既存の飲食スペース「思い出横丁」約1500平方メートルを改築し、セルフ式レストランや休憩スペースを設けたと言う事で、温泉の入口をくぐるとそこは昭和!
もう入った途端にワクワクしてしまうのだ。
温泉どころではない。
このリアルな張り紙などがたまらない・・・
こういった小道具がまた面白い。
当時の生活の匂いが少し聞こえてくるようである。
ガード下のような入口をくぐって温泉に入る。
温泉は「昭和!」と言うわけではなかったが、いいお湯であった。
出てからもワクワクは加速する。
暗めの蛍光灯と、かすれた看板にときめく。
「十円で寿司が食べられたんだねぇ~」とこいちゃんも感心。
とにかく、細部にわたる古びの表現がとっても素敵。
こいちゃん、のれんの下で記念撮影。
タイムスリップしたみたいで、本当に楽しい。(たぶん子供よりも私の方が喜んでいた)
電話ボックスだって、古い感じに。
こいちゃんは受話器を上げて「重い!昔の電話って重いねぇ・・・」とびっくりした様子であった。
私にとっては少し懐かしさすら覚える昔の公衆電話である。
古い電話ボックスから顔を出す現代っ子のこいちゃんといっくん。
温泉に入れて満足そうであったが、2人の目にはこんなにはしゃぐ私がさぞ不思議にうつったことだろう・・・。