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台風一家

初 茗荷

ご近所のTAさんから滋賀の山奥で採ってきたばかりと言う抜群に新鮮なミョウガをいただいた。
「茗荷」と書くらしい。
田畑さんの話では薬味や汁の実にしたり、生でみそを付けて食べてもいけるとか。

日本独自の香味野菜で独特な香りがする。
私は子供の頃からこの臭いが嫌いで「カメムシの臭いだ」と言い放ち口にしたことは一度もない。
食わず嫌いである。
「コリアンダー」もそうだ。
好きな人にはたまらないらしいが、私にとってはやはりカメムシそのもので何度チャレンジしても好きになることは出来なかった。
コリアンダーの実を乾燥させた物は実に美味しくて、これをふりかけたナンは絶品であったが、生葉を克服することは結局なかったのだ。

TAさんに一袋いただき、さて、どうやって消費しようかな…と思案していると袋の中をのぞき込み臭いをかいだこいちゃんがさっそく食べたいと言いだした。
「おいおい…」と思いつつ、あまりにしつこくおねだりされるので試しに1つだけ洗って生の茗荷にみそを添えこいちゃんに与えたところ「おいしい!おいしい!」と次々にお代わりをし、ぱくぱくと食べてしまった。
生の茗荷である。
32年間私が口にすることすら出来なかった茗荷を4歳の娘が良い音をさせてパクついている。

これには私もすっかり触発されてしまった。
みそ味がお酒のあてにもかなりよさそうだ。
新鮮なためかいつも鼻につくカメムシに似た臭いがないような気がする。
丁寧に洗って、外側の皮を少し剥きとるとつやつやしてみずみずしくかなり美味しそうに見えた。
ビールを飲みながらとうとう32年間食わず嫌いを通してきた茗荷を一口食べてみた。
「かりっ」と音が弾けて口の中に広がった香りは意外にも爽やかだった。
みそとの相性も抜群で、目からウロコである。

しかし…茗荷もそうだが、普段ショウガなどを「おいしい」と言い食べるこいちゃん。
茗荷が美味しいことは立証されたが、やはりこいちゃんの好みは変わっていると思うのだった。
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