話がはずみ、「思い立ったが吉日」と、もう一人仲の良かったヘルパーさん交えてトントン拍子に食事にゆく話になった。
集まったのは以前3人できたことのある小さな中華料理屋。
あれも美味しそう、これも美味しそう、と試行錯誤しながら単品で気になった料理を注文。
蒸し鶏のサラダ。
柔らかくて美味。
カブがピリリと辛い。
グレープチューハイ、夏の体に染み渡る〜。
油淋鶏の味付けで柔らかい鶏肉も最高。
長さ35センチの春巻き。
圧巻である。
美味しくて夢中で食べたかた焼きそば。
おかわりしたい!
あまり詳しく書いてはいなかったが、以前の業種は介護職だった。
ヘルパーとして3年ほど勤務。
今はその施設はすでにない。
ぶっちゃけてしまうが、利用者家族と裁判沙汰になりネットに悪い噂が書かれるようになった事も原因の一つだ。
私がやめて数ヶ月後のことだった。
資格らしい資格などなくても雇ってくれる(私はヘルパー資格は取っていたが)家に激近の小さな施設で、利用者は10人程度。
人数に変動はあるものの、朝の送迎、料理作り、入浴、送り出し、と帰宅するとクタクタになる日々を送っていた。
「辞めようかなあ…」
考えるキッカケとなったのは、祖母が亡くなったこと。
同じ様に呼吸の苦しそうな利用者を見るとたまらない気持ちになる。
特に食事介助が辛い。
完全に祖母とシンクロしてしまい見ていられない。
それと施設の不衛生さ、正社員のズル、等様々な問題が提議されていたにも関わらず改善されず家庭とリスクを秤にかけた結果である。
風邪をうつされるかも、くらいのリスクならそんなには深刻にならないが、そんな甘い病名ばかりではない。
あとで自己管理が足らなかったのだ、と突き放されたらそれでお終い。
利用者さんには気の毒だが、そんなところだった。
その為、どんどん他の施設にスタッフが転職してゆく。
一念発起して事務職に戻ってからは生活がガラリと変わった。
まず 帰宅しても倒れこむように昼寝をしたりすることがなくなった。
もともと体力の ある方ではないが、介護は重労働である。
帰宅してい体力を温存しなければ家事もままならなかったのだ。
それがなくなった。
パソコン作業のせいで肩凝りには悩まされるが、介護のときより長時間労働にもかかわらず、帰宅してすぐさくらちゃんの散歩に行く余裕が生まれた。
プレッシャーも大きいが、やりがいもある。
いい意味で「今は仕事をやめられない」と思える。
締めの月末月初は残業続きで本当に忙しいが、それでも頑張りたいと思う。
辛い仕事も経験したからこそ、お仕事があることが幸せだと思うのかもしれない。
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