今まで何かしらのイベントの時には晴れが多かった、自称「晴れ家族」の我が家だったが、この日ばかりはどうも晴れそうにない…。
諦めつつ向かった運動会。
開催時は晴れ間が見えるほどで、順調に始まった。
白組いっくんの玉いれから始まったのだが、これがまた、何やってるんだか。
始めは一生懸命玉を入れていたのだが、何回戦かになってくると飽きたのか？後ろを向いて投げたり、明らかにふざけている様子。
長いソックスを履いていったので、どんなに遠くてよく目立つ…。
本人は見られていることなど、全く考えていないのだろう。
ふざけてへろへろのいっくんに対し、赤組こいちゃんは始終ニタニタしてへんな人。
よーいドンでスタートし、ボールを入れたりしながらゴールを目指す。
スタートするときから、ゴールする瞬間までずっと笑っているのだ。
何故！？
と後で聞いたところ、とにかく
「恥ずかしい…」んだとか。
笑ってるほうがよっぽど目立ってしまうではないか…。
幼稚園のときと変わっていない。
二人が平素から家で歌っていた音楽がかかった。
1年生と2年生の合同の団体競技が始まったのだ。
手袋をつけた1、２年がダンスを踊る。
普段から二人で歌いながら、珍しく仲良く踊っていたのはこれだったのか～。
玉いれでグズグズだったいっくんも、やっぱりとっても楽しそう。
楽しみにしていただけある。
どうせなら全ての競技に全力投球であってほしいのだが…！
こいちゃんも気合十分。
タイミングもバッチリで一生懸命練習したのがよく判る。
足を骨折し、運動会無理かも…としょげていたが、それも完治し嬉しい事である。
１，２年のダンスが終わり集まる頃には…オヤ？天気が怪しいぞ。
今にも泣き出しそうな空である。
５．６年合同の組体操が始まった頃、本降りではないがとうとう雨が落ち始めた。
PTAの玉いれや、来年度就学児童のかけっこなどが割愛され、スケジュールも大幅に変更しながらの進行であったが、いよいよやばい。
そんな中、見事な組み体操のピラミッドで会場も沸く。
特に６年生にとっては最期の運動会で、感動もひとしおな事だろう。
空は暗く、風も冷たく、雨も落ちてきている。
赤組と白組の応援合戦になったが、いっくんは応援そっちのけで腕を服の中にすっぽり隠して寒さ対策。
勿論、拍手も声援も忘れて縮こまっている。
何のために集まっているか判っているのだろうか！？
こいちゃんはしっかり応援にも参加。
ウエーブも楽しそうに皆でやって、始終ニコニコ。
運動会を全身で楽しんでいる。
が、雨はいよいよ強くなってきた。
応援が終わる頃には傘が必要になるほど。
本来なら校庭で敷物を広げてお昼ご飯となるのだが、雨はすでに本降り。
めいめいに屋根のある場所を探したり、体育館や図工室で食べる事になった。
その後の放送で、ここで運動会は一旦中断する事になることが判った。
仕方ない…。
が、子供たちはお弁当を嬉しそうに食べ、ダンスもできた事で満足そうであった。
延期となった後半の競技は3日後に持ち越されることとなった。
しかし、二人のダンスと言う晴れ舞台を伴侶に見せてあげられて、一応めでたしめでたし！かな？？
