梅雨だ急げ急げ

伴侶の休みと雨のタイミングが合わず、もう２週間以上のびのびになっていた壁紙張りをやっとすることになった。
朝から良い天気で子供達は外で遊びたがったのだが、車どおりもあるため、可哀想に思いつつも「でんじろう先生の科学」ビデオなどを見せて過ごさせていたが、いっくんはもともとあまりビデオに興味がないのか、私たちの側にきて邪魔をしたり、面白い道具を見つけるとすぐに触りたがる。

壁紙の入っていた自分の身長よりも長いダンボールをかぶったり、はいたりしながら楽しく遊んでいる。
隣ではこいちゃんが「ぽんぽこ狸合戦」を見て、時折「へへへ…」と一人で笑ったいたりする。

それにも飽きてしまうと二人で「何か退屈なんだけど…」と周りを離れようとはしない。
「でんじろう先生」のビデオの中に出てきたストローの長さを変えて並べた笛を作れとしつこい。
タイミングよく届いた実家からの宅急便でしばらく楽しそうに遊んだり電話をして御礼を言っていたので助かった。

親は必死である。
一日しか休みがとれず、しかもこれを逃せば梅雨に突入するかもしれない。
わき目も振らず作業して、とりあえず大きな壁はすんだのだが、やはり２週間以上放置していた壁紙はいくら密封されているとはいえ、すでに乾き始めていて付きが悪い。
仕方なくホームセンターで糊を購入し、塗りながら貼る。
思ったより時間がかかり、結局半分しか出来なかった。

きりが無いので一日我慢させつづけた子供達と４人でお好み焼きを食べに行くと、最後にもらえた玩具が「でんじろう先生」のビデオに出てきたストローで作る笛に似ていたらしく二人で大演奏。
最後の最後に楽しいことが起こった、とこいちゃんも「我慢してて良かった～」とご満悦。
朝から出かけることも出来ずに我慢してくれていた子供達に、感謝…。