年取ったなぁ、なんて言っていたさくらちゃんだが、夜に突然吐き戻し、お腹も壊し始めた。
お腹を壊しているのに、餌を欲しがったり野菜を切っていると寄ってきておねだりするので困る。
ここ数日急に寒かったりしたのも原因かもしれないが、野菜をたくさん食べていたのがちょっといけなかったのかもしれない。
可哀想だけど、ドッグフードを三分の一まで減らして少しづつ様子を見ながら与えることにした。
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ファンヒーターの前に広げたシュラフの上で、服を着てぼんやりするさくらちゃん。
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何か用ですかとでも言いたげに私を見上げるが、さくらちゃんをとっても心配しているのだよ。
さくらちゃんに覆いかぶさってムフムフと顔をうずめて堪能する。
それから数日。
我慢のおかげか下痢も止まり、通常運転のさくらちゃんである。
お腹を壊しても元気がなくなることはなかったが、本当に可哀想だった。
今まで大丈夫だったことも、昔以上に食べるものなどをちゃんと考えてあげなければならないのだろうなぁ…。