ルルを連れて初めての釣りに行くことになった父と一行。
私はついていかなかったのだが、玄関先までルルたちを見送ることに。
おじいちゃんの仕事着と靴、ズボン、を身にまとってご機嫌のルル。
何故かと思っていると、「ジャパニーズポケモン!」(服が似ている)という事が嬉しかったらしく、ポーズをとっていた。
本当に日本のアニメ好きなんだな~。
(私はどのキャラクターの話をしているのか最後までよくわかっていなかった…。)
しかし、伴侶のではなく、おじいちゃんの服がぴったりって、やっぱりルルはすごい…。
180センチ越えのおじいちゃんの服を着こなす女の子って事である。
日本人って、ちっちゃいねんな…。
釣りは初めてのルル。
おじいちゃんが「絶対釣れる!」と豪語して出てゆくのだが、こんな日には大概釣れない事を、私たちは経験則で知っている…。
狙うのは大物のチヌ…釣れればすごいよね…?
いっくんは現在160センチ。
おじいちゃんの服を着ると手が出ないのだが、173センチのルルが着ると良い感じ。
間に挟まれたこいちゃんがとっても小さく見えてしまう。
船を走らせ、チヌがたむろしている(らしい)ポイントまで移動。
皆で真剣に釣っていたようだが…。
なんと、いっくんが大物ゲットである。
おじいちゃんから言わせるとこれでも小さいらしいが、釣れないよりマシ!
最後まで釣れないんじゃないかとやっぱり心配してしまう。
お昼ご飯は船上で。
タッパに詰めたご飯にカレーをかけて食べるみんな。
これはこれでおいしそうである。
しかし…やはり想像通り、いっくんのチヌ一匹が釣れたあと、それに続くものはいなかった…。
そんな気がしたんだよね。
おじいちゃんから言わせると、「出る時間が遅かった」とかいろいろ言い分はあるようだが、やはり初めに「釣れる」とかハードル上げちゃダメだよな~。
ルルにも釣らせてあげたかったが、残念ながら魚を上げるあの感覚を経験させてあげることは出来なかった。
魚釣りをしていると、面白いように釣れることもあれば、腹が立つほど釣れないこともある。
ドイツに帰ったルルが、いつか釣りをすることがあって今日の事を笑い話にでも思い出してくれたら幸いである。