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台風一家

サクラがラクダになった日

火曜日の夜12時前。
こいちゃんの寝床に入っていたさくらちゃんが、普段は入ってはいけないと教えていた私の布団に上がってきた。
こらこらなどと言いつつもおかしいな…と思っていたら、突然床に食べたものを全部吐いた!!
犬はたまに吐くので、この日もそれかな?と思ったが、元気がなく吐いたものにも興味なし。
明け方3時45分にまた胃液を吐いた。
今度は私の布団の上にドバーッと…。
心細いのと、しんどいのが辛いのだろう、布団の中に潜り込んできたが、もう注意する気にもならず、翌朝病院に向かうことに。
会社に電話して「犬が吐いたので病院に行きます」と伝えると快く了解、心配してくれた部長。
本当に感謝!
食欲が全く起きないようで、餌をねだる様子もないので、これ幸いと絶食開始である。
変なものを食べさせた心当たりもないし、散歩中にモグモグなんてこともなかったはず。
先日から寒そうに震えていた話をしてみたが、直腸の温度は39℃1分。
犬としては高すぎることはないため、風邪…と断定するには弱いとのこと。
もしかしたら内臓系の心配もあったが、ひとまず吐き気どめと整腸剤、栄養剤を点滴してもらうことになった。

まずはプリントを渡されて説明を受ける。
ちなみに点滴は初めてである。
面白いことに、犬の点滴は3分程度。
点滴バッグを圧迫して背中の皮下に一旦溜め込んでしまうらしい。
その後、時間をかけて全身に液が巡るという事で、皮下点滴直後はラクダさんのようになるというではないか。

診察台でおすわりをして震えるさくらちゃんの背中にどデカイ針が差し込まれると、見る見る盛り上がってきて、膨らみが饅頭のように高さ5センチほどになった。
そこに針が刺さっている、その不思議な光景ったら…。
そしてそれは本当に3分程度の事で、無事に大人しく点滴を終えることができた。
盛大に褒められたさくらちゃんはほっと一安心したかのように膝に戻ってきた。

診察室を出て、すぐに撮影したのがこちら。
だいぶ凹んでしまっているが、それでもこの中に暖かい点滴液が入っているらしく、タプタプしている。
痛みはないらしく、至って平気な様子に戻り、私も安堵した。

自分では何が変化したのかわかっていない様子。
ペットホテルに利用させてもらってから、あまり怯えなくなって来て大変ありがたい。

この日のことも、
いろんな女の人が沢山撫でに来てくれたなーーー
くらいにしか思っていないかもしれない。
背中のこの部分は母犬が噛んで子犬を移動させる時の場所と同じで、痛みを感じにくいらしいのだ。

帰宅して撮影したのがこちら。
かなり小さくなっている。
この日は水も飲ませず絶食し、夕方ドライフードを数粒から試してみて、1時間経ってから吐かないのを確認して少し追加して…という指示だった。
整腸剤と吐き気どめの薬も出してもらい、私もちょっと安心。
さくらちゃんは点滴が効いたのか、楽そうになり暖かい温熱お座布団の上でうとうとほっこり。
夜にはご飯を少しだけねだり、吐く様子もなかったので数グラムだけあげて就寝。
そして今朝。
まだまだ本格的な食欲は戻っていなかったので少しだけ与えて様子を見て、薬を飲ませて出社。
帰宅したら
ご飯ちょうだいーーーー!!!
と飛びついてきた。
一気に与えるのは怖いので規定量を2回に分け、時間を開けてあげたが、今も調子が良いようである。
あの夜とは違って、寝息をたててこいちゃんのベッドで広々眠っている。
あぁ…本当に良かった。
意地汚くて、時々私たちがいない間に机の上に登って物色しちゃうさくらちゃん。
だけど、私は元気なあなたが大好きだー!
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