さくらちゃん病院に行ったぞ

やっと予約した病院の日がやってきた。

さくらちゃんの痒がる原因が何なのか調べるためには、まずカビ・ダニ・食物アレルギーなどなど考えられる項目から、検査できるものをどんどんやって原因を絞っていこうということである。
それと同時にひとまず痒みの原因となっている発疹を抑えるために、アレルギーを和らげるお薬を服用することに。

ダニはその場で結果がわかるため、すぐに「ダニはいない」とのお墨付きを貰えてひとまず胸を撫でおろした。

そしてカビの検査だが、これは結果がわかるのは2週間後と言うことで、組織だけ少しとっていったん診察室を出る。

ビビりまくり小心者のさくらちゃんは、診察室を出されると私に飛びついてきた。

ドキドキしすぎて呆然とするさくらちゃん。

「あ、ママだね」

気づいてくれたか。

「終わりましたよ♪」
ご機嫌な笑顔が戻ってきた。

ちょっと喜び過ぎて舌が…。

貰ったお薬は錠剤を割ったもの。
粉と錠剤どちらにするかと聞かれたので錠剤だと答えたら「えらいね」と先生に褒められるのはなぜだろう。
犬も人間の子供と同じように錠剤を嫌がったりするのだろうか。
さくちゃんの場合は、餌だか錠剤だかわからないのか、一気に胃袋に。

さくらちゃんは特別意地汚いのだろうか、それが心配。

何だか色々検査をしたけれど、これで原因がわかるとよいのだが…。
心配なカビの検査結果を聞くために、次回の予約を入れて帰宅した。

 

薬がよく効いているらしく、背中の発疹はかなりましになってきた。

と同時に、少し感じていた嫌な臭い（尿臭のような油のような独特な匂い）がなくなった。

やはり皮脂が異常な状態だと、毎日お風呂に入っていても匂いが出るようである。

ひとまずそういった心配事もなくなり、少し安心。

次回の結果が気になる…。