高齢ではあったが元気だと思って、なんの根拠もなく安心していた。
突然肺炎にかかり、あっというまに危篤になり、帰る支度がととのった頃、亡くなった連絡が入ったのだ。
死に目にも会えなかった事が、苦しい。
人がいつか亡くなることは判っていたはずなのに。
どうしてもっと会いに行かなかったのだろう。
肺炎になった連絡が来たとき、帰っていれば。
後悔ばかりがぐるぐると頭を回る。
91歳と高齢だっため「大往生なのだから、笑顔で送ってあげよう」との言葉に、悲しいながらも穏やかな雰囲気の中進められた通夜と葬式。
後悔や悲しみは、時間が解決してくれるのかもしれない。
けど、祖母は「生まれたときから、人は死に向かって進んでいるのだ」と言う事を、忘れずに大切に過ごしていくべきなのだと、教えてくれたのだ。
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