弁当は三人分なので毎朝と変わらない。
違うのは容器がおおきいということくらいか。
一人だと見ていても楽である。
前年は引っ切りなしに二人の競技があり、座っている余裕などなかったが…。
お友達ママと話ながらのんびりと子供達を眺める。
子供達が幼稚園からの長い付き合いになるママ友とはもう10年になる。
いっくん小学生最後の年にあたり、ついつい会話もしみじみとしたものになってしまうのだ。
早いようで長かった。
お昼ご飯はみんな良く食べた。
野外で食べるお弁当はおいしい。
午後からの組体操。
最後ということで気合いも入ったが、何よりも気合いが入ったのはいっくんがてっぺんだったこと。
危険が指摘されている組体操だから見ている方も気が気ではないし、一番上となるともう手が震える。
それと真剣な子供達が素敵で、感動で泣けて来る！
猿の如く駆け上がったいっくんは小さな体を生かしてあっという間に頂上に。
隣の女子チームとのタイミングを見計らい立ち上がった。
合図とともに手を横に広げると拍手が巻き起こる。
かつてあの子がこんなに人様の注目を浴びたことがあっただろうか？
いや、あの子の話がのぼるのは悪さをしたときくらいだろう。
嬉しくて嬉しくて夢中でシャッターを切った。
※なので携帯の画像はないし…
隣で動画撮影の伴侶も感慨深い様子であった。
大感動をくれたいっくん。
やんちゃでまだまだ幼くて、こいちゃんと同様いつまでも私達の宝物である。
少々頭が弱くても(！！)いいから、とうか健やかに成長してくれますように…。
