まだ半分紫だったり、緑っぽいものも残っていて、まだまだ収穫は先だと思ったが、ほとんど色づいてぶらりと垂れ下がった大きな巨砲の房を見ると、こいちゃんは我慢できない。
もう少し経ってから収穫しようと説得していたが、逆に「台風で落ちる前に食べよう!」とこいちゃんに説得されてしまい、しぶしぶベランダに。
残しておけばもっと美味しくなるかもしれないのに、と思いつつ、2階に上がり、ベランダからブドウを眺めると、なかなかいい色になっている。
なによりも、はさみとざるを持ってきたこいちゃんといっくんの嬉しそうなこと。
味はもとより、収穫してみたくて仕方ないようである。
まだ半分色の薄い実は残して、しっかり色づいたものだけ収穫することにした。
こいちゃんといっくんに作業を任せてみていると、こいちゃんが色を判断し、いっくんと交代ではさみで丁寧に1粒づつ収穫していく。
味見程度に…と考えていたので、ベランダの上からだけ収穫したにも関わらずざるに半分のブドウがあった。
子供たちはつまみ食いをしたりしながら、一階に下り、丁寧に洗ってから二人でほとんどのブドウを食べてしまった。
きっと自分たちで収穫したことで、味わいもひとしおだったのだろう。
まだベランダの下に垂れ下がった大きな房がいくつもある。
これを収穫するときは伴侶も交えて楽しく収穫したいと思う。
考えてみると伴侶も都会生まれの都会育ちである。
ブドウ狩りにでも行かない限り、新鮮な果物の収穫などの経験は薄いのではないだろうか。
色づくブドウを眺めながら想像を膨らませ、ほくそえむのであった。
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