健康診断は派遣会社からの連絡により自分で指定病院に連絡を入れてから向かう。
予約を入れておよそ3ヶ月。
やっと向かった検診ではあったが、気は重く…。
私の予約できた時間は11時だったので、それまで水も飲めないのだ。
何故なら、恐怖のバリウム検査があるからである。
何かを無理やり飲んだりする事って、なんであんなに苦しいのだろう。
それだけで検診が恐怖なのだ。
到着してすぐに上下検査着に着替える。
検尿、視力、聴力、と進み第一関門の血液採取である。
これがまた大変なのだ。
私のわがままな血管は逃げ回ってなかなか血を取らせてくれない。
水を飲んでいないこともあり、何度も失敗されて「バリウム済んでから、水飲んでやりましょ」と言うことになった。
はぁ、がっかり。
しょんぼりしつつ「朝から水を飲んでいないのだから、さぞバリウムはおいしかろう」と無理矢理思い込もうとしたが、やはりバリウムはバリウムで、喉が拒絶。
気分が悪くなり、チビチビとしか飲み込めず、ここでもヒィヒィ言う羽目に。
なんとかバリウムを済ませ、水をたらふく飲むように指示さる。
備え付けのウォーターサーバーで水をがぶ飲みし、再び採血である。
見事水を吸って膨らんだ血管からは採血ができて、胸を撫で下ろす。
心電図なども終わり、無事にお昼ごはんとなった。
バリウムのせいか食欲はなかったが、とりあえずサンドイッチを食べて紅茶を飲む。
そうだ、まだまだ水分をたくさん取らねばお腹の中でバリウムが固まって大変なことになってしまう。
と言うことでさらにコーンスープをドリンクコーナーで飲むことに。
これも水分?まぁいいか。
検診が終わったことにひたすらホッとしつつスープを味わった。
年に一度の大仕事…。
健康のためとは言え、辛い行事である。