実家でなった安政柑(アンセイカン)が届いた。
毎年恒例のこのかんきつ類だが、とにかく大きくてインパクト大である。
子供達も喜んで記念写真。
我が家では何故か毎年このかんきつ類の皮を子供達の頭にかぶらせると言う習わし(?)がある。
幼少のころから行っていて、恒例行事のようになっているのだ。
お婆ちゃんからは「今年は小ぶりだし、子供達も大きくなったからもうかぶれないだろう・・・」とのことだったし、大きくなった子供達、そろそろ嫌がるのでは・・・?なんて思っていたのだが、伴侶がカットすると、喜んで頭を突っ込んだ。
めりめりと音を立てそうなほど、切り口がギリギリの安政柑(アンセイカン)。
もはや限界と思われるがそれでもなんとか子供達の頭は収まった。
自分達が終わって、いっくんが自分の安政柑(アンセイカン)を脱いで「さくらにも~」とやっているではないか。
可哀想だから!と止めようとすると、さくらも自分から頭を中に突っ込んだ。
何か美味しい匂いに感じられたのか、しばらく頭を入れたまま出てこない。
我が家の3兄弟、今年も無事に「安政柑(アンセイカン)の儀」を終了したのであった。