台風一家

ディズニーのイベントに参加

日曜日は伴侶を含めた家族4人でディズニーのイベントを楽しんできた。
イベントといっても、費用を払って入場するネイティブの外人さんが参加するようなものではなく、日本人の英語の先生が子供たちを相手に楽しく歌ったり踊ったりしつつ、新商品の発表などの「営業」も絡ませながら行う、こじんまりしたものだ。

とは言え、英語教材を使いながら、皆で発音したり、アクションしたりしながら楽しむのでいい勉強になる。
こいちゃんといっくんはワールドオブイングリッシュに入会し、秋頃から英語の勉強を始めているが、英語に興味津々。
会場の入り口には受付が設けられ、お姉さんが早速英語で話し掛け、名前を聞いてくる。
日本人の顔をした「英語をしゃべるお姉さん」に少々びっくりしたこいちゃんといっくん。
「ハロー」の返事をしようかどうしようか迷っているうちに英語で名前を聞かれてしまった。
すると、その聞き覚えあるフレーズにこいちゃんは「まいねーむいず ○○…」と答えたのである。
それを聞いたいっくんもすかさず「まいねーむいず ○○!」と知ったように答えるのだから実にずるいというか要領が良いと言うか…。
名前を言えた二人をそのお姉さんは盛大に誉めた。
頭をなで、なつこい笑顔で笑いかけたのである。
こうなると子供たちは止まらない。
ここで英語を話すのは良いことだ、とわかったらしい二人は知っている限りの英語を駆使し、話し始めた。


渡された三角帽子をかぶり、こいちゃんはご機嫌であったが、いっくんは皆と同じ三角帽子が嫌だったらしくすぐに脱いでしまった。
時間になり、親たちは少し離れた場所から子供を見守っていた。
英語の音楽がかかると大声で歌い、始終二人でとび跳ねている。
明らかに二人ははしゃぎすぎで浮いていた。
みんなの前にたったお姉さんが全て英語で話している間も、判っているのか判っていないのか大きな声で「いえす!いえす!」と合いの手を入れた。
知っている動物のカードが出されると我先に「きゃっと!!」と叫んだりするので、順序を無視した二人の行動にお姉さんも苦笑気味…。
年齢を聞かれているのに「いえす!」と答えるいっくん、何度も自己紹介をして誉められようとマイクを離さないこいちゃん…。
注意してもどこ吹く風…。
そんな二人の行動はすっかり目立ってしまいアドバイザーさんから「まるで長年のユーザーさんのようですよ」と言われ、参加したほかの母親から「すごく英語話しますね、いつから始められたんですか?」と声をかけられて、私はどぎまぎである。

こいちゃんといっくんにとっては、綺麗なお姉さんが多数参加するこのイベントが大変お気に入りだったようである。
最後にもらったシールセットを抱きしめたこいちゃんはとても満足げで「楽しかった~」と繰り返した。

いっくんも大変喜び、イベント会場を出て、帽子をかぶった人間が回りにいなくなってからやっと帽子をかぶって街中を闊歩した。
結局いっくんは電車でも本屋でも帽子をかぶりつづけた。

もう少しで実際の外人講師とのテレフォンイングリッシュやテープでの発音チェックが始まる。
この先二人が飽きずに英語で遊んでくれるかどうかはまったく予想がつかないが、楽しいと思えることだけでもいろいろさせてあげたいものである。
今回痛感したのは、結局、環境は整えても、親が勉強の事で子供にしてやれることなどないのだという事実。
「英語嫌い、もうしたくない!」と泣かれてしまえば終わりなのだ。
変わりに勉強してやることは出来ないが、遊びながら、辛い思いをせずに様々な知識を身に付けてくれたら…と、学生時代をやり直したい程恥ずかしい自分自身の思い出を教訓に思うのであった。
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