いや、大したことではないのだが記録しておきたいと思う。
帰りの運転で高速道路に乗った私。
隣に座っていたいっくんが目を輝かせてハンドルを握る私に話しかけてきた。
「なぁなぁ、やってほしい事があるねんけど。」
「なに?」
「これ以上でえへん、ってくらいスピード出してな」
「・・・・(え?)」
「で、ここが最高や、って所で、全力でブレーキ踏んでほしいねん。」
「・・・・・事故るわ!!死ぬわ!!」
すると少々はにかんで笑いながら
「やっぱダメか、えへへへへ。でも、そしたらピューンって・・・」(遠い目)
だと。
どうやらいっくんは、その動作をすれば未来にタイムスリップするかも・・・と淡い期待を抱いたようなのだ。
最近夢中で見ていた昔の映画、「バックトゥザフューチャー」の様に、何かが起こると思ったらしい。
じゃぁ、何か、新幹線も飛行機もスピードあげたら突然消えて、見えないどこかに行ってしまうのか。
もう5年生・・・だよね?
なかなか野放しに出来そうにない。
やっぱりいっくんは、ずっといっくんなのだ。