朝のニュースで、AEDの使い方をやっていた。
救命率があがることで最近色々な場所への普及が進んでいるようだが、いまいち判らない・・
親が判らないのだから、子供はもっと判らないハズ。
と、言う事で「知っとく」為にもAEDを作っちゃいました!
ハイ、勿論我が家のデモ機は紙製です。
自信すら感じさせる「AED」のロゴ加えて、ソフトバンクのロゴ入りです。
バッグの中身はAED本体と、通電パット。
このAEDは開けてから電極パットを接続するタイプです。
バッグを開けると同時に電源が入るタイプもありますが、これは若干旧式で、電源ボタンを入れてから使用するタイプです。
電極パットを体に張り付けると、自動解析が始まります。
ショックが不要な場合は電気が流れることはないので、呼びかけても意識が戻らない場合は、胸骨圧迫を行い続け、救急車を呼びながらとりあえず電極パットを張り付けて自動解析(胸骨圧迫は中断)をさせながらAEDの指示に従った方がいいようです。
しかし、ここまでの作業、はっきり言って一人の力では無理!
と、言うわけで役者は3人。
まずはいっくんが出勤途中のサラリーマン。
こいちゃんはショッピングに出かけるOLで、私は通りすがりのおばさんとAED(機械音声)の二役である。
いっくんが出勤途中で倒れてしまった。
それを見つけたOLこいちゃんは、まずは肩を叩きながら呼び掛けて意識の確認である。
こいちゃんは胸骨圧迫(最近は心臓マッサージとは言わないらしい)を行いながら、おばさん(私ね)に救急車の要請とAEDを探すように指示。
このとき、「誰か~!」などと呼ぶとスルーされてしまう可能性があるので、「黄色い服のあなた!」とかズバっと選んでしまう方が良いようである。
また、出来れば救急車要請と、AEDを探すのは別々の人間にお願いした方がいいのだが、なんせ3人しかいないし・・・(夕方6時)
胸骨圧迫を続けるこいちゃんの所に、私は救急車を携帯で呼びながらAEDを持って駆け付ける。
電源を入れると女性の声で、電極パットを張り付けるようにAEDが指示し始めるので安心である。
手早くいっくんリーマンの服をはだけて描かれた図の通りに電極パットを張り付け完了。
自動解析が始まりしばらくすると「電気ショックが必要です。体に触れていないことを確認し、通電ボタンを押してください」と、AEDの指示が。
ここで私とOLこいちゃんはいっくんリーマンの体に当たってないことを確認してから通電ボタンをPUSH!!!
いっくんの体が通電のショックで跳ね上がる!すごい電力である。(ホンマか)
幸いいっくんリーマンは一発で意識を取り戻し、フラフラとした足取りで救急車に乗り込んで行ったのであった・・・。
こんな調子で順繰り、3回それぞれ別の役をこなした。
こいちゃんは倒れる役では胸骨圧迫に「う”!う”!」と声を出すなど、リアルさに欠けたが、とりあえず流れも理解した様子。
まぁ・・・本物とは程遠いデモ機ではあったが、子供達は楽しく救命措置について「知っとく」事が出来た。
この体験が生かされるかどうかは(イヤ無理だろ)別として、「こんなこと言ってたなぁ~」くらいでも意識に残ってくれたら幸いである。