昨日からちょっと腰に疲れがたまり過ぎて腰痛とともに右足がつりまくって痙攣しています。ひょっとしたらPCにSATA追加&HDD交換の際、作業部屋にPCを移動させずに自室に設置したまま作業を行ったので中腰姿勢を長く取り過ぎたのが原因かも知れません。まぁこまめにこむら返りを調整して疲れを移動させれば解消するでしょうが、まだ取り切れません。最近腰痛と縁が遠かったのは、PCの内部を弄る作業をあまりやらなかったのが原因だったのかも知れません。まぁPCの組み立ては楽しいけど面倒ですからねぇ。
と、面倒でもPCは欲しいし部品交換のしやすい機種がいい、そういう理由から大手メーカーよりショップブランドを好んで購入する人は少なくないと思います。そのショップブランドに、一斉にAMDの新APU、Bristol Ridgeを採用した製品が発表されました。
TSUKUMO、AMD A12-9800搭載のデスクトップPC
他にユニットコムとドスパラからも製品が出ていますが、価格性能はだいたい似たり寄ったり。選ぶ場合は見た目やショップの印象で選択すればいいでしょう。ツクモをリンクの代表にしたのは、ツクモが三店舗の中で一番AMD関連製品の取り扱いがいいからです。
先日AMDがBristol RidgeのPCを発表したときは、LenovoとHPという大手メーカーの製品であり、日本での登場は危ぶまれていたのですが、こうしてショップからあっさりと登場することになりました。組み立て用としての流通はまだのようですが、AMDとしてはBristol Ridge世代のAPUはOEM用が主な供給となるようなので、パッケージ品が後回しなのは仕方ないかと。なにせ次の世代が控えていますから。
ただし、Bristol Ridgeは従来のFM2+ではなく、AM4がソケットの形状として採用されたAPUです。ZENコアを採用したCPU、Summit Ridgeでも同じAM4が使われるとのことで、今回発売されたPCでもAPUから交換すれば動作する可能性が高いため、それに備えて購入を検討したい人もいるかも知れません。ですが、使われているマザーの型番はASUSのA320M-C。チップセットのA320はAM4と言ってもエントリー向けのもので、CPUですとグラボが必要となり、それにミドルハイ以上のものを搭載したいとなるとPCI-Expressのレーンの数が足りず、性能が十分に引き出せない可能性がありますのであまりお勧めできません。備えるなら次世代のAPU、Raven Ridgeにしましょう。こちらもBIOSのアップデートで利用できる可能性は高いですし。
もちろんBristol Ridgeでも魅力は十分です。CPUコアはKaveri/GodavariのSteamrollerより一世代進化したExcavator。しかもモバイル用しか登場しなかったCarrizoを踏まえたうえで改良されています。当初は低いクロックのものしか登場しないのではないか、という見方もあったBristol Ridgeですが、ふたを開けてみればA12-9800のクロックはベースで3.8GHzと、KaveriとGodavariの中間程度のクロックで、大差ありません。比べれば単純にCPUコアの改良分だけ性能は上がるでしょう。しかも、それでいてTDPは65Wと、発熱は少々控えめ。もし95WにしていればGodavari並のクロックも実現できたかも知れません。
わたしとしてはKaveriでもCPU性能は普段使いにはそれほど不満を感じていないのでBristol Ridgeと言ってもそこまで注目する気はないのですが、もう一方の機能であるGPUにはさらなる進歩が見られます。それは従来ではできなかった4KのH.264およびH.265のデコードに対応したこと。KaveriでもH.264自体のGPUデコードは可能でしたが4K解像度には対応しておらず、CPUではカクカク、OpenCLを使ったソフトデコードでなんとか再生可能という感じでしたが、今度はGPUがハードレベルで正式対応です。しかもH.265も可能なので、一部で所有している人がいると思われる4KのH.265動画もかなり軽く再生できることでしょう。
ここ最近デスクトップPC環境が寂しいと書いたばかりですが、それでも新製品が出るのは嬉しいところ。どこも購入時のBTOは可能なので、標準のDVDではなくBDドライブに交換して動画再生能力を高めるのがいいと思います。低価格で一通りのことができるPCという需要には一番こたえられる選択肢となってくれるでしょう。
と、面倒でもPCは欲しいし部品交換のしやすい機種がいい、そういう理由から大手メーカーよりショップブランドを好んで購入する人は少なくないと思います。そのショップブランドに、一斉にAMDの新APU、Bristol Ridgeを採用した製品が発表されました。
TSUKUMO、AMD A12-9800搭載のデスクトップPC
他にユニットコムとドスパラからも製品が出ていますが、価格性能はだいたい似たり寄ったり。選ぶ場合は見た目やショップの印象で選択すればいいでしょう。ツクモをリンクの代表にしたのは、ツクモが三店舗の中で一番AMD関連製品の取り扱いがいいからです。
先日AMDがBristol RidgeのPCを発表したときは、LenovoとHPという大手メーカーの製品であり、日本での登場は危ぶまれていたのですが、こうしてショップからあっさりと登場することになりました。組み立て用としての流通はまだのようですが、AMDとしてはBristol Ridge世代のAPUはOEM用が主な供給となるようなので、パッケージ品が後回しなのは仕方ないかと。なにせ次の世代が控えていますから。
ただし、Bristol Ridgeは従来のFM2+ではなく、AM4がソケットの形状として採用されたAPUです。ZENコアを採用したCPU、Summit Ridgeでも同じAM4が使われるとのことで、今回発売されたPCでもAPUから交換すれば動作する可能性が高いため、それに備えて購入を検討したい人もいるかも知れません。ですが、使われているマザーの型番はASUSのA320M-C。チップセットのA320はAM4と言ってもエントリー向けのもので、CPUですとグラボが必要となり、それにミドルハイ以上のものを搭載したいとなるとPCI-Expressのレーンの数が足りず、性能が十分に引き出せない可能性がありますのであまりお勧めできません。備えるなら次世代のAPU、Raven Ridgeにしましょう。こちらもBIOSのアップデートで利用できる可能性は高いですし。
もちろんBristol Ridgeでも魅力は十分です。CPUコアはKaveri/GodavariのSteamrollerより一世代進化したExcavator。しかもモバイル用しか登場しなかったCarrizoを踏まえたうえで改良されています。当初は低いクロックのものしか登場しないのではないか、という見方もあったBristol Ridgeですが、ふたを開けてみればA12-9800のクロックはベースで3.8GHzと、KaveriとGodavariの中間程度のクロックで、大差ありません。比べれば単純にCPUコアの改良分だけ性能は上がるでしょう。しかも、それでいてTDPは65Wと、発熱は少々控えめ。もし95WにしていればGodavari並のクロックも実現できたかも知れません。
わたしとしてはKaveriでもCPU性能は普段使いにはそれほど不満を感じていないのでBristol Ridgeと言ってもそこまで注目する気はないのですが、もう一方の機能であるGPUにはさらなる進歩が見られます。それは従来ではできなかった4KのH.264およびH.265のデコードに対応したこと。KaveriでもH.264自体のGPUデコードは可能でしたが4K解像度には対応しておらず、CPUではカクカク、OpenCLを使ったソフトデコードでなんとか再生可能という感じでしたが、今度はGPUがハードレベルで正式対応です。しかもH.265も可能なので、一部で所有している人がいると思われる4KのH.265動画もかなり軽く再生できることでしょう。
ここ最近デスクトップPC環境が寂しいと書いたばかりですが、それでも新製品が出るのは嬉しいところ。どこも購入時のBTOは可能なので、標準のDVDではなくBDドライブに交換して動画再生能力を高めるのがいいと思います。低価格で一通りのことができるPCという需要には一番こたえられる選択肢となってくれるでしょう。
PS Vitaみたいに遊べるポータブルSteam Machine「SMACH Z」 ~AMD APUと6型フルHD液晶搭載 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1025752.html
AMDは互換性ありと言ってるけどマザボメーカーはyesと言ってないし、販売元がカスタムBIOS(まだBIOSでいいのかな?)使ってたら恐らくサポートされないだろうしで見送ってます
米AMD:10-12月売上高、市場予想には届かない可能性
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-20/OFD66M6JIJV401
Windows向け設計でないのが残念ですが、こういうの楽しいなぁ。
>2016-10-22 17:25:40さん
カスタムBIOSと言っても販売店は何もしてないでしょうし、おそらく全部ASUSのマザーでしょうからASUSのやる気次第かと。
>2016-10-22 21:22:50さん
まぁAPUも遅れましたし、予想を下回るのも仕方ないでしょう。組み込みを含めた今後次第ではどうかなるかも知れないですし。
ベンチマークで、A10-7870Kに負けている項目が続出して
いるみたいだし。
H.265デコードに、こだわる人だけでしょうね。
もしImpressの記事のことで判断しているのでしたら、あれは「A10-7870Kの自作機とA12-9800を使った市販PCを比べただけ」に過ぎないものですよ、条件あってないですし。
インプレスの記事は、アイドルはMB(MATとITX)と電源の容量の違い、HD(6W以上?) +SSDとSSDの違いだろうし、揃えないのならアイドル測る意味なし。
負価値はHDの影響とMBの違いか・・
誰買って、比較してみると良いのだが。
おもったよりアーキ改良の効果が乏しいような気が。
今回はどちらかと言えば旧型より低消費電力で同等を目指した感じです。ただ、旧型の基準がはKaveriではなくCarrizoですから全体的なパフォーマンスはそれなりに上がっているものと思います。しょせんは改良ですから、延長上かつ想像の範囲を超えるのは難しいでしょうね。
完成品しかないせいか、買ったという話は聞きませんね。特に録画派は、安定環境を持ってしまうと新機種に入れ替えるのが面倒になっちゃうしなぁ。
AMDは,ZEN待ちでしょ。
スケジュール通りに発売されるか微妙だけどね。
まぁ今回のは完成品のPCでの販売のみですから、そういう意味で買いとは言えないわけですが。
なんとか年内に出て、正月休みを利用して買い物、組み立て・・・といきたいところですね。