毒舌の日々

なかなか人前で言えないことをぶちまけます。

「あなたの人生、片づけます」 垣谷美雨

2020-07-05 07:06:13 | 読書
「あなたの人生、片づけます」 垣谷美雨
¥648+税 双葉社(双葉文庫) 2016/11/13発行
ISBN978-4-575-51945-7


「部屋を片付けられない人間は、心に問題がある」
片づけ屋、大庭十萬里が依頼を受けて汚部屋に赴く。そこにはいろんな人間が…。

しかし、第一話でOLが言ってるように、「単にずぼらな人はどうなる? 生まれ育った家庭環境によっては整理整頓の習慣がない人もいるのでは?」って思うよ、私も。
家庭環境で習慣が身につかなかったという人は、心に問題はなくてもこれも一つの問題ではあるので解決するに越したことはないけどね。

この本に登場する人たちは、金銭的には余裕がある。
新聞沙汰になるような、ごみを拾い集めてきて溜め込むゴミ屋敷とは次元が違う。あそこまでいくとシャレにならんから小説にできないのかも。

この本に出てくる4話の登場人物は皆、基本的に過去を見ていて未来を見てないので、未来を見るようにしてやれば現在を片付ける。
かんたんですね。
片づけようと思ってない人たちだから、片づけようと思わせればそれでヨシ。

いや、問題はね、片づけようと思ってるし日々掃除もしてるんだけど、なんか全体的に雑然としてて、でも使ってないものも特になくて捨てるに捨てられなくて、こういう部屋はどうしたらいいの!? って話ですよ。私のことですけど!


傘の横持ち

2020-07-04 10:59:51 | 日記
横持ちが危ないんじゃなくて、横持ちした傘を「振る」のが危ない。
そこんとこ、記事に注意が欲しかった。

鞄の上に傘を横に載せる程度は構わないと思う。鞄ごと振り回してない限りは。

混雑時の駅構内等、距離を空けようがないときは傘を横にすると迷惑かもしれないけど、そうでないときはソーシャルディスタンス的にはむしろ推奨すべきでは?

私は最近、さほど混んでない商業施設のエスカレーターなどでは、最近必ず持っている日傘をわざと横に、後ろに突き出すようにして持っている。
自分の前は自分で距離を空けられるけど、後ろを詰められたら空けられない。そしてウイルスは顔の向いている方向、すなわち後ろから前へ飛ぶのだ。後ろの間隔、空けて欲しいじゃん。

梅雨時の今時分は傘の持ち方が話題になることが多い。
振り回すのはマナーとしてまったく良くない。
しかし横に持つのはワタシ的にはマルだ。
と、ここで主張しておく。




公務員の定年延長反対

2020-07-04 10:46:26 | 日記
> 定年延長で対応するのではなく、いま雇用を失った若い人や就職氷河期で正社員になれないままだった人たちを公務員として採用すべきである。

まさにこれ!
就職氷河期世代対策をなんとかしないと。
あちこちの自治体や会社で数人単位の採用をしたところで焼け石に水。たまに大規模だと期間限定契約社員。正社員・公務員をもっと採用すべき。




東京都の新感染者100人越え

2020-07-02 23:43:59 | 日記
東京の感染者数がすごいことになってる。
油断して、「新しい生活様式」をしないでコロナ以前のような遊び方をしてるんだろう。
でもたぶん、都知事はもうステイホームは命じない。だって、休業要請するための資金がもうない。

6月13日のニュースによると、たとえば名古屋では財政調整基金が100億円から3億まで激減した。東京都も、9348億円から493億円と94・7%減。
続報では、名古屋は5000万くらいまでさらに減ったはず。ちょっとweb上の記事が見つけられないんだけど。紙の新聞で読んだ。
第二波、第三波が来たらどうすんだ、と思っていたが、第二波どころか最初の波が収まらないうちにこのありさまだ。

都知事選で、現知事が続投することになるならこの資金でこの先どうするかお手並み拝見だし、新人候補が当選した場合は現知事が気前よく使ったあとの空の金庫でなにができるのか、ちょっとお気の毒。いろいろコロナ対策訴えてるようだけど、さて、それは本当にできるのか。
まあ、東京はちょっと普通じゃない潤沢な資金があるから、減ったといってもなんなりとやりようはあるかもしれないけどね。私のような素人には計り知れない錬金術とかあるかもしれないしね!!




香港安全法

2020-07-01 23:07:33 | 日記
ずっと暮らしてきた街で、突然法律が変わる。
昨日まで平気で話してきた話題が、今日からは罪になる。

そんな恐ろしいことが、すぐ近くで起きている。

学校で教えられることも変わる。
子どもの教育が変われば、彼ら彼女らが成長した時の無意識下の判断が変わる。

今すぐあからさまに変化がなくても、未来は間違いなく変わる。

他人事だと、自分には関係ないよその国の話だと思っていると、いつの間にか日本も変わっているかもしれない。だってこの国は、政権がこれだけ腐敗していて好き勝手にふるまっていても咎められなかった、お隣の共産主義国顔負けの状態だった。今頃ようやく少しずつ声を上げられるようになっているけど、今まで見過ごしてきた多くの物事は、この国を悪い方へ悪い方へ流してきた。
昨日の日本と今日の日本が変わってしまう。
そんなことがこの国で起きている。
たとえば種子法が廃止されて。
たとえばゲノム編集食品の流通を審査不要として。
たとえば首相に忖度するためには法を破っても平気な人が出世して。
たとえば国民を見ずに首相の顔色だけを窺う官僚と政治家ばかりでこの国が運営されて。
明日の日本はどうなる?
反対運動もろくにしないこの国では、気がつけば法律も変えられて、なし崩しに国の骨幹からぐずぐずになっていく。
かなり遅きに失した感はあるにしても、今からでも声を上げるしかない。選挙でNO! を突き付けるしかない。
諦めずに、何度でも。

香港の若者たちが、仲間が逮捕されても警察に暴力を振るわれても諦めずに戦ったように。
日本はまだ、一応民主主義国家のはずなのだから。