花と写真に興味、わからない!教えて!

花の楽しみ方。きれいな花、珍しい花、名前がわからない花など、
また、あなたが感じる感性、写す表現の写真基礎知識。

「サボテン」珍しい花!一度は見なくちゃ!

2017年11月18日 | 珍しい花
「サボテン」多肉植物であるが、サボテンは別名で区別!南北アメリカ大陸および周辺の島原産!



サボテンの花はきれいです。また姿はいろいろあり、
幾何学模様が印象的です。人気の月下美人もサボテンです。

サボテンはサボテン科に属する植物の総称で、
その多くが多肉植物で、多肉植物の別名として使われている。
サボテンは、短いのから長いのまで鋭いトゲがあります。

花の色は、赤〜黄や紫色~白の花が咲くのが基本で、
青色の花は咲きません。
サボテンは種から開花まで、約50年かかるといわれています。
また、ゲッカビジンやシャコバサボテンなどは、
挿し芽で根付きますが、株の大きさが、小さいと普通は開花しません。
また年齢的に花が咲くはずが、株が小さいと開花しません。

「シャボテン」「サボテン」は日本語です。
外国では「カクタス」と呼ばれます。
外国船の船員が、ウチワサボテンの茎で、
お皿の油汚れを洗っていた様子から、石鹸(シャボン・サボン)
と転訛したそうです。
1960年代までは、シャボテンも使われていましたが、
現在は使われておらずサボテンになってます。



サボテンの種類は、分類する学説によって違いますが、
約1300種〜2000種といわれ、園芸品種を含めると、
7000種以上ある植物です。

日本には16世紀後半に、ポルトガル人やスペイン人によって、
持ち込まれたのが、初めてとされています。

サボテンは、砂漠に生えているから、水をやらなくてよい。
または花が咲かない等はよくある誤解です。
乾季と雨季が、はっきり分けられた自然環境が、生育地域です。
春と秋には水分補給し、夏と冬は休眠状態に入ります。
花が咲かないのは、株が小さいと、花が付きません。

ドラゴンフルーツやウチワサボテン属トゥナは、
果物として食されています。
ウチワサボテンの若い茎(ノパル)は、メキシコ料理で、
野菜として食されています。

豊富なミネラルと繊維質、ビタミンを含み、
昔から貴重な食物として、珍重された大切な栄養源です。
さらに傷の手当、熱さましなどの治療、肥満、糖尿病、
二日酔い、便秘、日焼けによるシミなどを予防する、
民間薬としても使われてきました。


     
  • 別名 

  • 特色 

  • 科  サボテン科

  • 原産 南北アメリカ大陸および周辺の島

  • 花期 通年

 



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。

サボテンは、育てたことがありませんが、ゲッカビジンは育てました。
葉っぱを切って数日乾燥、あとは土に挿すだけです。
たくさん出来ますから、お友達に差し上げれば喜ばれます。
大きくなると、だらしない姿になりますから、
どんどん切って増やしたほうが、良いと思います。

メキシコやアメリカ西部の荒野には、サボテンが生えてます。
西部劇で、よく見られると思います。
荒野に降り立つと、サボテンだけでなく、雑草にもトゲがあります。
なにも生えてないところを歩かないと、痛くてたまりません。
カーボーイのブーツでないと、歩けません。

メキシコ料理に、使われてる情報がない時代ですから、
食べることが出来ませんでした。今なら、食べてたでしょうね。
リュウゼツランで作るテキーラだけは、
テキーラの町、目指して運転してました。



「トーチジンジャー」珍しい花!一度は見なくちゃ!

2017年11月18日 | 珍しい花
「トーチジンジャー」豪華な花という印象で食材です!インド洋のモーリシャス島原産!



トーチジンジャーは、赤またはピンクと白が見られます。
トーチ(たいまつ)に似ていることが、名前の由来です。
インドネシアでは、カンタンと呼ばれて、料理に使います。

トーチジンジャーは、ビックリするほど鮮やかな赤い色で、
豪華な花という印象です。たくさんの重なり合って見える花びらは、
葉っぱが変化した苞(ほう)という部分で、その隙間から、
顔をのぞかせている、黄色い縁取りが花です。

ラッパ型の花の中には、オシベやメシベが、
しっかり抱きかかえらえていますが、
花は外から見ることが出来ませんが、全体の姿が美しいです。

日本の温室では、背丈が1m位で短いですが、現地では背丈が、
3m以上にも育ち、もっとも高いものは6mを超えるという、
杖のような花茎を伸ばして、先端に直径15cmほどの、
球状の花序(花に見える部分)をつけ、
まさに、火のついた赤い松明に見えます。

葉っぱが細長くて、ショウガの葉っぱに似ています。
英名は toach zinger です。



トーチジンジャーは、インドネシアからマレーシアの熱帯アジアが、
原産と言われている、ピンクと赤の二種の多年草植物ですが、
インド洋のマウリチウス島(モーリシャス島)が原産です。

トーチジンジャーのエトリンゲラ属は、東南アジアに約100種あり、
半分はボルネオに分布しています。
日照時間が短くなると、開花する短日性(たんじつ)植物で、
温室では、9月から翌年3月にかけて、咲いてるのが見られます。
咲いてる数が少ないですから、枯れてる場合もあります。

「名古屋市立東山植物園・水生植物室」
「夢の島熱帯植物館」
「フラワーセンター大船植物園」
「星薬科大学 薬用植物園」
「神代植物園 温室」
「京都府立植物園 温室」
「熱川バナナワニ園」

情報を確認してから、出かけてください。



     
  • 別名 

  • 特色 食材

  • 科  ショウガ科

  • 原産 インド洋のモーリシャス島

  • 花期 9~3月

 



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。

トーチジンジャーは、赤色からピンク色の苞が、
目立つ美しい花を咲かせます。観賞用の他、輸入切花や、
最近は、白花品種も出回っています。

東南アジアでは、煮物やカレー料理に使うため、
若い花序の部分を摘み取って、香味野菜として、
市場で売られています。 
果実は生食で、種子は香辛料に利用されています。
まだ、食べたことがありませんが、
いつの日か、食べられるのを楽しみにしています。


「アカンサス」珍しい花!一度は見なくちゃ!

2017年11月18日 | 珍しい花
「アカンサス」ギリシャのコリント様式の文様の葉っぱ!地中海沿岸原産!



アカンサスは、ギリシャのコリント様式の柱に、
葉っぱの模様が、装飾されています。
古代の時代から、存在してたんですね。
ギリシャの国花になっています。

タチフヨウを大型にしたような形で、花と濃緑色の葉っぱは、
以外に地味で目立ちません。うっかりすると見逃してしまいます。
地中海沿岸の群生地なら、存在感を発揮すると思います。

園芸ではアカンサスというと、モリスを指すことが多いようですが、
葉っぱや花色の異なる変種が出回っています。
モリスの中のアルバが、花びらが白く、萼や苞が緑色で目立ちます。
地中海沿岸原産のスピノススが、植物園に植えられていますが、
大型なわりには地味な花姿です。



アカンサスは、地中海沿岸に約50種が自生しています。
毎年花を咲かせ、草丈が1メートル以上にもなる、
大型の多年草です。

葉っぱの形が、アザミに似ているところから、
ハアザミと和名が付いています。
葉っぱの先端がとがっていますが、
アザミのようなトゲは、ありません。

アカンサスは、ギリシャ語の「トゲ」という意味で、
苞に鋭いトゲが生えているところに由来します。

日本には明治末~大正に入ってきました。
入ってきた当時は、花よりもアカンサスの葉っぱの方が、
注目され人気が高かったようです。
建築様式の文様から、花は顧みられず葉っぱが、
注目された植物だったようですね。


     
  • 別名 ハアザミ

  • 特色 

  • 科  キツネノマゴ科

  • 原産 地中海沿岸

  • 花期 6~9月

 



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。

地中海沿岸が原産で、アカンサスのスピノススは、
目立たず、見逃してしまうところでした。

金沢大学や東京藝術大学 の校章が、アカンサスの葉っぱを、
図案化したものだそうです。
一般的にアカンサスは、知られていないのに、注目されてたんですね。
古代ギリシャ以来、建築物や内装などの装飾のモチーフとして、
ギリシャ建築のコリント様式から、入ってきたのかと思います。

また、一万円札の縁にも、葉っぱの文様が用いられています。
一万円札を出して、見てみてください。
何気なく使ってた一万円札に、愛着が出るかも知れません。

いろいろ調べていくと、気がつかなかった事に、
巡り会います。


「シャボンソウ」珍しい花!一度は見なくちゃ!

2017年11月18日 | 珍しい花
「シャボンソウ」石鹸の代用にしてた花!南ヨーロッパ、西アジア原産!



シャボンソウは、名前のとおり、葉っぱを汁が出るくらいもむと、
石けんのように泡立ちます、

一般に知られる花の名前が、シャボンソウなのか、サポナリアなのか、
よくわかりません。おそらく園芸種では、サポナリアでしょう。
サポナリアは、一回植えるとこぼれ種で、
翌年も生えてくる強い植物なので、手を掛ける植物ではありません。

園芸種の淡いピンクは、日当たりが悪いと、
白っぽくなってしまうそうです。

シャボンソウは、ヨーロッパ、西アジア原産で、
毎年花を咲かせる約20種の多年草です。
日本には明治時代に入ってきて、薬用植物として扱われていました。
根を乾燥させたものが、薬となるそうです。

草丈は50cm~90cm、地下茎を伸ばして外側へと広がっていき、
花も可愛らしくて、今では庭植えの草花として、栽培されています。
開花期は初夏~秋で、茎の頂点近くにある葉の付け根から、
短い枝を出して、まとめて花を付けます。
花色は淡いピンクで、園芸品種に白、淡いピンク、濃いピンク、赤、
八重咲きのものがあります。

別名のサポナリアは、ラテン語のサポ(sapo=石けん)に由来します。


     
  • 別名 サポナリア

  • 特色 

  • 科  ナデシコ科

  • 原産 南ヨーロッパ、西アジア

  • 花期 6~9月

 
いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。

シャボンソウは、葉っぱをもむと泡立ちます。
不思議です。石鹸です。
同じようにムクゲも花をもむと、泡立ちます。
子供の頃は、面白くて遊んでいました。

シャボンソウが見られるのは、
「神代植物公園」
「東京都薬用植物園」
「東京都都市緑化植物園 」
他でも見られると思います。
野生化しているそうですから、どこかで見られると思います。
道路わきやアスファルトのすき間に、生えてるそうですが、
花を知らないと、見逃してしまうかもしれません。
まだ、見たことがありません。花を、しっかり覚えてないからでしょう。


「クリムソン・クローバー」珍しい花!一度は見なくちゃ!

2017年11月18日 | 珍しい花
「クリムソン・クローバー」満開は真っ赤な絨毯!ヨーロッパ南部原産!



クリムソン・クローバー「ストロベリー・キャンドル」は、
名前のとおりクローバーです。
クローバーのような花を付けますが、少し細長いです。
クローバーですから、シロツメクサ、アカツメクサと同じ仲間です。

広大なクリムソン・クローバー「ストロベリー・キャンドル」の、
真っ赤な絨毯のお花畑が、各地で見られるようになってきました。
満開になった時がいいです。開花情報を見て出かけて見てください。

一輪でもかわいい花ですが、大群は迫力があります。



クリムソン・クローバー「ストロベリー・キャンドル」は、
苺に似た赤い花が、燃えるように咲くクローバーの一種です。
葉っぱも、クローバーですから同じです。
四葉、五葉が見つかるかもしれません。

クローバーの緑肥が、化学肥料に押されて、減少してます。
レンゲ畑も、見る機会が少なくなりました。
昔のように、レンゲ畑やクローバー畑が、
見られるようになってきたのは嬉しいです。
     
  • 別名 ツメクサ

  • 特色 

  • 科  マメ科

  • 原産 ヨーロッパ南部

  • 花期 3~7月

 



いかがでしたか?
花の楽しみ方は色々ありますね。
珍しい花の名前がわからないと、探しようがありません。
珍しい花は情報がないと、わかりにくいです。

クリムソン・クローバー「ストロベリー・キャンドル」は、
最近植物園などで、見られるようになりました。

石川県の金沢駅より北東に「河北潟干拓土地改良区 」が、あります。
満開に咲いたら見事でしょう。
ゴールデンウィーク明けには、赤い絨毯を敷きつめたような、
きれいなお花畑になります

最近、緑肥を作らなくなっていますが「河北潟干拓土地改良区 」では、
7月に咲くヒマワリの緑肥として、
毎年、クリムソン・クローバーを蒔いているそうです。
緑肥として役立ち、イチゴのような真っ赤な絨毯で楽しみ、
終わればヒマワリを楽しめる、素晴らしい事業をしてますね。

また、岡山県笠岡市の「笠岡ベイファーム」が、あります。
クリムソン・クローバーとポピーが一緒に見られます。

茨城県坂東市の目吹大橋を渡る手前に、休耕田を利用して、
クリムソン・クローバーとレンゲがあり、紫と赤の絨毯が見られます。
「坂東レンゲまつり」が午前10時〜午後4時に開催(雨天中止)されます。

緑肥として使えますから、これから全国的になるかもしれません。