彼と出会ったのは、四十五年も昔、京都宇治橋のたもと
雨の夜だった。
車のライトに照らされた影がこちらへ飛んで来た
かの様な一瞬の出来事、足元に猫がいた。
数年たち、三匹の子猫と連れ合いを残し
彼は帰って来なくなった。
それから、数年経ち出張中のローマで寫眞の彼と出会った。
売り物じゃないと言う店主にプレミア付きで譲り受け
日本へ連れ帰った。
三年前、京都の北山で深夜の留守番を続ける彼を
見染めたご婦人が、「これは売り物では在りませんので!」
と断るオーナーを再三口説き、ついに説得
オーナーは別れる決心を・・・
(途中で婆さんから電話、つい、マックの話をしてしまった
矢継ぎ早に当時の話が、マックの愛妻?「ハナ」の事を・・・)
と言う事で、この話は今夜で完結は無理と言う事に
マックご夫婦?の為に、また続きを書いてあげたい。
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