どたびき

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熊本の漱石先生

2020-06-24 13:47:00 | 日記
 私は白川の方に散歩に行くとき、熊本大学の校内を通ることがあります。今年はコロナ騒ぎでほとんど学生の姿を見かけませんでしたが、最近ようやく戻ってきたようです。
 校内には夏目漱石の銅像やらラフカディオハーンのレリーフやら、第五高等学校時代ゆかりの人物たちの記念碑があります。散歩がてらにこれらを眺めていくのも楽しいものです。
 ところで漱石先生は、熊本にいた4年3ヶ月の間に厳密に言うと7軒の家に住んだと言われています。一般に第五旧居と言われる(実は6番目)内坪井の家が最も長く1年8ヶ月ほど暮らしていました。この家は公開されていましたが熊本地震でやられ、やっと復旧工事が始まったようです。
 寺田寅彦は熊大裏の立田山山麓に下宿していました。今は目印の標柱が立っています。学生だった寅彦は漱石先生が大好きで、内坪井の家によく遊びに行ったそうです。しかし、私が歩くとこれが結構な距離なんですよね。昔の人は歩くのが普通だから、へっちゃらだったんでしょう。ちなみに寅彦は、上通の長崎書店でバイオリンを
買い、立田山に登って練習したらしい。寅彦の青春ですねー。


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1 コメント

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Unknown (FUSA)
2020-06-28 10:23:43
> 私が歩くとこれが結構な距離・・・

そうでしたか!私も数年前に歩いてみましたが、昔の人が歩いたであろう間道を通ると意外と近いなぁと思いました。また近いうちに歩いてみます(^_^.)
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