私が沖縄にプチ移住したのは、首里城が炎上したすぐ後でした。移住した次の日、見に行きました。
モノレールを降り、城に近づくにつれ焦げた臭いが漂ってきます。龍潭池には数人の人たちがたたずんで、焼け落ちた城の屋根を眺めていました。守礼の門のちょっと先までしか入れませんでした。
地元の人の話によると、首里城が炎上したのは6度目だそうです。今回はあの戦争から沖縄が立ち直り、城を再建したばかりの時だったのでショックは大きかったと思います。
ただ、私は再建はそんなに難しくないのではないかと思っています。先ずは設計図があります。お金は基本的に国が面倒みます。ふさわしい木材が少ないという問題はありますが、コンクリートでもいいのではないでしょうか。
なぜそう考えるかというと、我が熊本城は西南の役で焼失し、昭和になって再建されました。しかし4年前の熊本地震の時、大きな被害が出た熊本城を見た市民は涙を流して悲しみました。
木造だろうがコンクリートだろうが、市民にとって熊本城は熊本城なのです。首里城もきっと同じだと思います。
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