どたびき

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八代の石造りが日本遺産に

2020-06-21 11:02:00 | 日記
 文化庁が八代の石の文化を日本遺産に選びました。「八代を創造(たがや)した石工たちの軌跡〜石工の郷に息づく石造りのレガシー〜」というのだそうです。長いねー!
 何しろ種山石工の里ですからね。眼鏡橋がいっぱいあって、干拓地には石造りの堤防や樋門がずらり。日本遺産に選ばれるのは当然でしょう。
 眼鏡橋は全国の9割が九州にあります。奈良県なんて1つもないからね。長崎で中国人が造り、その技術が広まったらしい。でも、九州から先にあまり広がらなかったのは不思議です。
 1つ考えられるのが阿蘇山の影響です。9万年前の大噴火のとき、阿蘇の火砕流は九州の北部を中心にほぼ全域を覆いました。それが固まってできたのが溶結凝灰岩です。この石は加工がしやすく、水を通しやすい。大昔から九州の人たちはこの石を利用してきました。
 装飾古墳、大王の棺、墓石、門柱、敷石、そして眼鏡橋。そう考えると、今回日本遺産になったのも阿蘇山のお陰かもしれませんね。熊本で美味しい地下水が飲めるのも阿蘇山のお陰。ブラタモリで、島原の原城は阿蘇の火砕流でできているから城内に井戸があり、キリシタンたちが長い間籠城できたと言っていましたが、火砕流は海
を渡ってあそこまで行ったんですね。

首里城再建

2020-06-20 14:00:00 | 旅行
 私が沖縄にプチ移住したのは、首里城が炎上したすぐ後でした。移住した次の日、見に行きました。
 モノレールを降り、城に近づくにつれ焦げた臭いが漂ってきます。龍潭池には数人の人たちがたたずんで、焼け落ちた城の屋根を眺めていました。守礼の門のちょっと先までしか入れませんでした。
 地元の人の話によると、首里城が炎上したのは6度目だそうです。今回はあの戦争から沖縄が立ち直り、城を再建したばかりの時だったのでショックは大きかったと思います。
 ただ、私は再建はそんなに難しくないのではないかと思っています。先ずは設計図があります。お金は基本的に国が面倒みます。ふさわしい木材が少ないという問題はありますが、コンクリートでもいいのではないでしょうか。
 なぜそう考えるかというと、我が熊本城は西南の役で焼失し、昭和になって再建されました。しかし4年前の熊本地震の時、大きな被害が出た熊本城を見た市民は涙を流して悲しみました。
 木造だろうがコンクリートだろうが、市民にとって熊本城は熊本城なのです。首里城もきっと同じだと思います。


沖縄好き

2020-06-20 07:10:00 | 旅行
 沖縄好きが高じて昨年10月、1か月ほどプチ移住しました。毎年1月に行っていたのですが、長くても1週間でした。もっといたいという欲求が募っていたのです。定年になったので早速1人で出掛けました。
 おもろまちのマンスリーマンションを借りました。きれいな7階建てのビルで、県美術館博物館の近く。すぐ裏のビルに千円ステーキの店があって、美味しそうな匂いがしてきます。部屋は6畳プラス台所、トイレ、風呂。管理人はおらず、やり取りは全てスマホです。
 私がいた1か月の間にこのマンションですれ違った人は3組。日本人と思われる家族、中国人と思われる家族、それに西洋人のおじさんです。ビルの1階に飲み屋さんがあって、そこの経営者のお兄さんに電子かぎをもらいました。「私はかぎを渡すだけで、管理人ではない」そうです。
 沖縄プチ移住についてはまた、おいおい書いていきたいと思います。

ヒマにまかせて

2020-06-19 09:25:00 | 日記
 今日は雨。散歩に行けそうもない。雨傘をさして歩くのもできないことはないが、やはり気分が違う。
 ところで我が家から見える金峰山が実はカルデラ火山だとは以前から知っていたが、すぐ裏の立田山がその外輪山だということを知ったのはほんの1か月前。へーっ、そうなんだとびっくりした。
 ということは、金峰山と立田山の間に阿蘇山の火砕流が入り込んで京町台地ができた! いやはや私たちはとんでもないところに住んでいるんだなと、感心した次第です。

ヒマにまかせて

2020-06-18 12:45:00 | 日記
 定年後のヒマな時間をどう使おうかと模索してきましたが、文章を書くのも外せないなと思いブログを書くことにしました。
 ヒマつぶしの1つが、毎日1万歩を歩くこと。室園町の自宅から360度、あらゆる方向に行ってみました。自宅は立田山の下辺りにあります。白川の方に出るか、坪井川に沿って歩くか、京町台地を上るか。日によって、気分によって方向を変えます。
 意外だったのは、予想以上に京町が近かったこと。台地の坂には瀬戸坂や錦坂、雁木坂などそれぞれ雅な名前が付いていて、地元の人たちが立てた標識を確認しながら歩くのはとても楽しいものです。できたら全ての坂を制覇したいと思っています。