皆さんこの二つのプリントは知っていますか?
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ご存じなければ少し悲しい・・・ですね。生徒の皆さんに特に読んでほしいプリントですから・・・。
(まさか読まずに捨てたりしていませんよね?)
このプリントは教育相談係からの『相談室だより』と図書館係からの『図書館だより』です。
今回はこれらを紹介しようと思います。
『相談室だより』
教育相談係の先生が制作されており、いつも何か心にとまる良いお話しが書いてあります。
11月号は『セレンディピティ』という言葉についてでした。要点だけ抜粋しますと・・・・
「セレンディピティとは、何かある目的に向かって懸命に努力している人が、普通なら見逃して
しまうような些細な事実や偶然の出来事から大発見を導き出す事またはその能力を指す」
と言った内容でした。
例えると
「ニュートンは木から落ちるリンゴを見ていなければ、万有引力の法則は発見できなかったかも知れない!」
という事です。
奇しくもテレビの対談番組で『セレンディピティ』について、ちょうどその話が出ていました。
ゲストは、ノーベル化学賞の鈴木 章教授(奥様をワイフと呼ぶ事で有名になりましたね)
学べるニュースの池上 彰さん
映画監督の北野 武さん(ビートたけし)
異分野の三人なのに皆さん口をそろえて同じ事を言っていました。
「何かを成し遂げた人は必ず、この『セレンディピティ』というものを経験している・・・」だそうです。
『図書館だより』
いつも図書委員と図書館司書のA先生と図書館係教員のS先生の合作プリントです。
貸し出し状況をグラフにしたり、可愛いイラストが入っていたりの力作です。
裏面には新着図書がこまめに内容紹介されてあり、面白いコメントが手書きでも入っています。
皆さん、ぜひ図書館だよりを見て図書館を利用しましょう!
本校の新着図書は高校生にあわせた内容で、いいところをついた話題の本が沢山入ってきていると思います。
この冬休みを利用して一冊でも本を読んでみませんか?
情報では話題の『KAGEROU』も来月入る予定だそうです。楽しみですね!
『セレンディピティ』を経験するのは目的に向かって懸命に努力している人だけではありません。
好奇心、探求心、知識欲を持ってアンテナを張り巡らしている人にも、その経験はきっと
やって来るはず・・・。
現在、何か物足りなかったり、何かを乗り越えられずに悩んでいるあなたは、
『セレンディピティ』に出会いたいと思いませんか?
それでは先ず、配られたプリントをよく読む事から!!
今日の英単語:serendipity
[名][U]((文))ものをうまく発見する能力,掘り出しじょうず;幸運な発見;[C]((-ties))運よく見つけたもの.