この企画は、新型コロナの影響でなかなか練習できない現役部員、また久我山高校サッカー部への入部を希望する方々に向けて、卒業後も各方面で活躍されているOBの方からのメッセージをお届けするものです。
第16弾!!
小島 陸さん (2015年度卒)
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はじめまして
ベンチにすら座ったことはないですが、高校3年間は毎年選手権に出場し、三年生の時に全国準優勝をした最強の時代です(笑)
そんな黄金世代で、プロ選手でもなく、仕事で成功したわけでもない僕がこのブログを書く理由はなんなのか。
多分それは誰よりも楽しそうに生きてるからだと思います。
このブログを読んで、自分の人生の主人公は自分自身だということをちょっとだけ感じてもらえれば嬉しいです。
高校、大学は7年間Bチームでした。TOPチームへの参加は数えられるくらい。悔しいという感情は数えられないくらい。
高校生の頃は久我山の練習が終わったあと、悔しさを晴らすために公園で一人真っ暗のなかボールを追いかけていました。
練習でミスらないように、要は不安を消すために必死にやってたんです。
それを先日公園で久しぶりにサッカーをした時思い出して、当時真っ暗のなか突き進むしかなかった自分にふと伝えたくなりました。
大丈夫、今俺は最高の経験をしてきて最高の人生を歩んでるよって。(気持ち悪くてごめんなさい)
だから今回は高校生のみんなにも同じことを伝えたいと思い、サッカー人生について書くことにしました。
そんな人生を少し振り返ると、
久我山では李さんや清水さんに指導をしていただき、慶應では戸田和幸さんに指導をいただき、フットサルでは全国準優勝もできました。そして、バルセロナにサッカー留学をして5部のチームと契約することころまでいき、現在はTV局で働きながら、ONE TOKYOというチームでプレーしています。
西が丘や選手権の晴れ舞台に立つことはできなかったけど、同期のみんなに負けないくらい充実した人生を過ごせていると思います。
今では大大大満足です。
僕の経験からみんなに伝えたいこと。
それは今試合に出れなくても、今苦しい時悔しい時でも、そんなに下を向かないで、ということ。
というか向く必要なんてないです、ほんとに。
悔しいって思うのは、本気で取り組んでる証拠で、結果がどうであれそれは素晴らしいことなんです。
むしろ上を向いちゃってもいいと思います(笑)
本気で「頑張る」ってことが重要なんです。
じゃあ「頑張る」って何をどうすればいいのか。
それは自分の好きなこと見つけて、本当にやりたいこと見つけて、そのために楽しんで努力することです。
「努力」とか「頑張る」は本来苦しい言葉ではなく、楽しい言葉だと思っています。
苦しいけど達成感があるってのは偽物で、本当に目指しているものへの過程は有意義だと思うんです。
だからもしサッカーに苦しさを感じるんだったら辞めたって全然OKだし、それは決して逃げることでもありません。
サッカー以外にも、人生を豊かにしてくれるものはたくさんあります!
プロになれる実力がないのにしぶとくサッカーを続けている僕が言うのもなんですが、これだけは言えます。
高校サッカーがすべてじゃないし、サッカーがすべてじゃない。
僕の場合たまたま好きなものがサッカーだったわけですが、そんな僕にとってもサッカーは人生の一部に過ぎません。
僕は大学を卒業してからこのことに気づきました。
だから高校生ならちょっと考えてみるだけでも素晴らしいことだと思います。
みんなの人生まだまだこれからです。
自分の好きなことってなんだろう、自分にとってサッカーはなんだろうって、ちょっとだけ考えてみてください。
もしこれを読んで、
「俺はサッカーで負けたくない」って思ったら絶対に負けないでください。
1 vs 1でも、2 vs 2でもミニゲームでも絶対に。
強い気持ちは必ず伝わります。
負けず嫌いは最強です。
もしこれを読んで、
「もっと他のこともチャレンジしてみたい」って思ったら絶対に行動を起こしてください。
そしてそれを周りの人に伝えてください、絶対に。
言葉は責任を生みます。
行動力は最強です。
高校生の僕は確実に1つ目を選びますが、大学とスペインで実力の限界を知った今は2つ目を選びます。
正解はないです。
いや正解はあるかもしれません。
みんなの正解はひとつではないけど、一人一人の正解はあるはずです。
親元を離れて一人で生きていく時はその正解について考えて考えて考え抜かなければいけません。
でも正直そんなの考えるの難しいし面倒くさいから、上にある通り今はちょっとだけ考えて、あとは目の前のことに全力で取り組めばいいと思います。
喜びとか悔しさとか悲しみとか楽しさとか、バカみたいに生きて得た全ての経験と感情は君の財産になります。
その財産が多ければ多いほど君の人生は豊かになります。
バカみたいに勉強してバカみたいにサッカーに取り組んだ俺が証明します(笑)
最後に、このブログの投稿を私に依頼した当時の僕らの代の主将(宮原直央)が投稿前にこの内容を読んで、以下のような感想を寄せてくれました。
ーーー(宮原くん)---
選手権に出場したい。
日本一になりたい。
これらの目標を持つことは大切なこと。
ただ、広い目で見るとあくまでそれらは人生の通過点であり、それらを達成することが全てではない。
大切なのは、その3年間の経験をどう今後に生かしていくか、かなと。
その経験は本気で取り組まないと得ることはできない。
久我山サッカー部の卒業生は、各々の場所で活躍している印象が強い。
それは、プロサッカー選手として戦っている選手はもちろん、関東大学リーグだけでなく、関西や各都道府県リーグでの活躍、またサークルの大会でも活躍が目立つ。
さらに、サッカーだけにとどまらず、ソサイチやフットサル、ラクロスやアメフトでも。
スポーツの世界ではなく、学問の世界かもしれない。
競技は違えど、戦う環境は違えど、3年間の経験を生かして、文武両道の良さを最大限生かして活躍している。
これが久我山サッカー部の素晴らしさだと思う。
ーーーーーーーーーーーー
あなたの人生の主役はあなたです。
君よりサッカーの上手いアイツでもないし、選手権で活躍するアイツでもありません。
あなた自身です。
そう考えるだけでなんだかワクワクしてきませんか?(笑)
みなさん、最高の物語を作ってください!!
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メッセージを送っていただきありがとうございました!
(写真: 2014年度 第93回全国高等学校サッカー選手権大会 一回戦
vs. 前原高校 @駒澤陸上競技場)
第16弾!!
小島 陸さん (2015年度卒)
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はじめまして
ベンチにすら座ったことはないですが、高校3年間は毎年選手権に出場し、三年生の時に全国準優勝をした最強の時代です(笑)
そんな黄金世代で、プロ選手でもなく、仕事で成功したわけでもない僕がこのブログを書く理由はなんなのか。
多分それは誰よりも楽しそうに生きてるからだと思います。
このブログを読んで、自分の人生の主人公は自分自身だということをちょっとだけ感じてもらえれば嬉しいです。
高校、大学は7年間Bチームでした。TOPチームへの参加は数えられるくらい。悔しいという感情は数えられないくらい。
高校生の頃は久我山の練習が終わったあと、悔しさを晴らすために公園で一人真っ暗のなかボールを追いかけていました。
練習でミスらないように、要は不安を消すために必死にやってたんです。
それを先日公園で久しぶりにサッカーをした時思い出して、当時真っ暗のなか突き進むしかなかった自分にふと伝えたくなりました。
大丈夫、今俺は最高の経験をしてきて最高の人生を歩んでるよって。(気持ち悪くてごめんなさい)
だから今回は高校生のみんなにも同じことを伝えたいと思い、サッカー人生について書くことにしました。
そんな人生を少し振り返ると、
久我山では李さんや清水さんに指導をしていただき、慶應では戸田和幸さんに指導をいただき、フットサルでは全国準優勝もできました。そして、バルセロナにサッカー留学をして5部のチームと契約することころまでいき、現在はTV局で働きながら、ONE TOKYOというチームでプレーしています。
西が丘や選手権の晴れ舞台に立つことはできなかったけど、同期のみんなに負けないくらい充実した人生を過ごせていると思います。
今では大大大満足です。
僕の経験からみんなに伝えたいこと。
それは今試合に出れなくても、今苦しい時悔しい時でも、そんなに下を向かないで、ということ。
というか向く必要なんてないです、ほんとに。
悔しいって思うのは、本気で取り組んでる証拠で、結果がどうであれそれは素晴らしいことなんです。
むしろ上を向いちゃってもいいと思います(笑)
本気で「頑張る」ってことが重要なんです。
じゃあ「頑張る」って何をどうすればいいのか。
それは自分の好きなこと見つけて、本当にやりたいこと見つけて、そのために楽しんで努力することです。
「努力」とか「頑張る」は本来苦しい言葉ではなく、楽しい言葉だと思っています。
苦しいけど達成感があるってのは偽物で、本当に目指しているものへの過程は有意義だと思うんです。
だからもしサッカーに苦しさを感じるんだったら辞めたって全然OKだし、それは決して逃げることでもありません。
サッカー以外にも、人生を豊かにしてくれるものはたくさんあります!
プロになれる実力がないのにしぶとくサッカーを続けている僕が言うのもなんですが、これだけは言えます。
高校サッカーがすべてじゃないし、サッカーがすべてじゃない。
僕の場合たまたま好きなものがサッカーだったわけですが、そんな僕にとってもサッカーは人生の一部に過ぎません。
僕は大学を卒業してからこのことに気づきました。
だから高校生ならちょっと考えてみるだけでも素晴らしいことだと思います。
みんなの人生まだまだこれからです。
自分の好きなことってなんだろう、自分にとってサッカーはなんだろうって、ちょっとだけ考えてみてください。
もしこれを読んで、
「俺はサッカーで負けたくない」って思ったら絶対に負けないでください。
1 vs 1でも、2 vs 2でもミニゲームでも絶対に。
強い気持ちは必ず伝わります。
負けず嫌いは最強です。
もしこれを読んで、
「もっと他のこともチャレンジしてみたい」って思ったら絶対に行動を起こしてください。
そしてそれを周りの人に伝えてください、絶対に。
言葉は責任を生みます。
行動力は最強です。
高校生の僕は確実に1つ目を選びますが、大学とスペインで実力の限界を知った今は2つ目を選びます。
正解はないです。
いや正解はあるかもしれません。
みんなの正解はひとつではないけど、一人一人の正解はあるはずです。
親元を離れて一人で生きていく時はその正解について考えて考えて考え抜かなければいけません。
でも正直そんなの考えるの難しいし面倒くさいから、上にある通り今はちょっとだけ考えて、あとは目の前のことに全力で取り組めばいいと思います。
喜びとか悔しさとか悲しみとか楽しさとか、バカみたいに生きて得た全ての経験と感情は君の財産になります。
その財産が多ければ多いほど君の人生は豊かになります。
バカみたいに勉強してバカみたいにサッカーに取り組んだ俺が証明します(笑)
最後に、このブログの投稿を私に依頼した当時の僕らの代の主将(宮原直央)が投稿前にこの内容を読んで、以下のような感想を寄せてくれました。
ーーー(宮原くん)---
選手権に出場したい。
日本一になりたい。
これらの目標を持つことは大切なこと。
ただ、広い目で見るとあくまでそれらは人生の通過点であり、それらを達成することが全てではない。
大切なのは、その3年間の経験をどう今後に生かしていくか、かなと。
その経験は本気で取り組まないと得ることはできない。
久我山サッカー部の卒業生は、各々の場所で活躍している印象が強い。
それは、プロサッカー選手として戦っている選手はもちろん、関東大学リーグだけでなく、関西や各都道府県リーグでの活躍、またサークルの大会でも活躍が目立つ。
さらに、サッカーだけにとどまらず、ソサイチやフットサル、ラクロスやアメフトでも。
スポーツの世界ではなく、学問の世界かもしれない。
競技は違えど、戦う環境は違えど、3年間の経験を生かして、文武両道の良さを最大限生かして活躍している。
これが久我山サッカー部の素晴らしさだと思う。
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あなたの人生の主役はあなたです。
君よりサッカーの上手いアイツでもないし、選手権で活躍するアイツでもありません。
あなた自身です。
そう考えるだけでなんだかワクワクしてきませんか?(笑)
みなさん、最高の物語を作ってください!!
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メッセージを送っていただきありがとうございました!
(写真: 2014年度 第93回全国高等学校サッカー選手権大会 一回戦
vs. 前原高校 @駒澤陸上競技場)