パパの楽しみ

4人の子どもに恵まれたパパの日記です

『100回泣くこと』を読みました

2009-01-14 18:56:03 | 

今日も安定した冬型のいいお天気の千葉でした

ここのところ 冷え込みはフロントガラスを凍らせ

朝氷を溶かすのが日課になっております

一昨日の更新の後 駅まで娘を送る途中

今日は成人式だから振袖の人いるかなと

娘と話したその時脇の道から

成人式に送る車でしょうか

助手席に振袖の方を乗せた車が

どうぞどうぞと道を譲ると

ナンバープレートに 1988とありました

何で1988何だろう

そうか振袖の娘さんが生まれた年だー

「素敵だねー娘さんの生まれた年を

ナンバープレートに刻むなんて」とくん41が言うと

間髪入れず

「一人娘さんなんじゃない」と娘

それは そうだ うちは4台車がないと真似できない

でも娘さんの生まれ年を刻むのが素敵だなと思い

成人の日を1日にこにこと過ごしたくん41です今晩は

今日は感想文を書く予定でしたが前書きが長くなりました

ここで休憩

昨日撮った写真をどうぞ

Dsc07985

今年も咲いてくれたシンビジウム

もう1枚

Dsc07992

同じシンビジウム 

冷たくなったレンズが曇ったままの写真です

朝日を浴びてホンワカしてくれました(*^。^*)

それでは休憩時間終了

追記 ここから話が重い話になります

ここまで読んでくださってありがとうございます

感想文を

初めて手にした中村航さんの作品

『絶対、最強の恋の歌』と出会え

とても感銘を受けてすぐに購入した

『100回泣くこと』

病気になった愛犬をお見舞いへ行くために

愛犬が好きなバイクを修理

ここから始まる物語

キャブレターの分解何のことか 

チンプン カンプンなのですが

想像の中では冷たい金属が

主人公の手によって息を吹き込まれていく様子が

手に取るように想像できます

作者の中村さんが理科系のこともあって

分析され 整理された物語が

とても心地よく巡っていき

『絶対、最強の愛の歌』同様物語の中へ

吸い込まれていきます

夢の中で 

主語が「私 I 」から「私たち WE」へ

主人公はかっこいい

ヒロインも知的でユーモアのある素敵な女性

そんな素敵なカップルが

悲劇が訪れます

急展開に何でとつっこみを入れても

題名に書いてあるでしょと返されそうです

執着が 悲劇の始まり

でも人間だもの執着は当たり前

主人公の彼が分析力の塊の彼が

事実をどう受け止めるのか

ぜひ皆さんに読んでいただきたい本が

一冊増えました

この本 実は9日に読みました

くん41が どう受け止めていいのか

整理ができていません

9日に いつも仕事を一緒にしている方が亡くなりました

父と同じ年です

息子さんも一緒に仕事をする仲間です

当日くん41の父がお別れにお邪魔して

息子さんが

「親孝行出来なかった」と「旅行に連れて行ってやりたかった」と

涙を流されていたそうです

年末一緒にした仕事が 

人生で最後の仕事となってしましました

息子さんは 

「いい材料で最後の仕事が出来て父は幸せだったと思います」

くん41の父は しっかりとした息子さんに

感銘を受けて帰ってきました

昨日の午前中に葬儀に参列させてもらい

出棺の時

「いつも笑顔のあなたに出会えて幸せでした

いつも匠の技をありがとうございました

安らかにお休みください」

と心の中でお祈りし

車をお見送りしました

暖かい冬のお日様に包まれた葬儀でした

追記 

最後まで読んでくださった方へ

自分の気持ちを整理するために書いてしまいました

みなさんには 無理矢理くん41のカウセリングに

お付き合いさせてしまいました

書くこと 皆様に読んでいただくこと

優しい皆様のおかげさまで 

大分気持が整理できました

楽しい事 面白いこと見つけようと思っているのですが

おもたい内容になってしまいます

ごめんなさい

最後までお付き合いいただいた あなた

心の底から ありがとうございます