女子部主将の(と言うのも今回が最後かもしれません)山口です。
さて、全日まであと1週間ちょっと、秋季も2週間ちょっととなりました。
私たちの代の終わりも着々と近づいています。
4回生は全日組と秋季組で分かれて練習しています。
私は全日に出るか、秋季に出るかの選択を迫られた時、迷わず秋季を選びました。
それは来年度以降の女子部のために後輩を育成しないといけないという使命感ももちろんありましたが、なにより私自身が秋季でもう一度漕ぎたいとずっと思っていたからでした。
三年前の秋季で私は予選をタイム2位で通過しながらも、準決勝でミスをし、決勝にすらいけませんでした。
同期のみんなが優勝するのを見て嬉しい反面、悔しい気持ちが大きく、心から祝福することができませんでした。
特に唯一の女子漕手の同期である野崎が優勝する瞬間は、いろんな気持ちが溢れて涙無しには見られませんでした。
今はあの時の悔しさがあったからここまで頑張ってこれたんだと思えますが、やっぱり悔しいのは悔しいです。
今度こそ決勝の舞台に立ち、勝ちたいです。
もちろん主役は一回生ですから、一番は一回生がどうやったら成長できるのかを考えて出来る限りのサポートをしたいです。
あとはここまでやってきた自分自身のために、そしてこれまでお世話になった人たちにこの3年半で成長した自分を証明するために、漕ぎ切りたいと思います。
残された時間はあとわずかです。
それぞれがそれぞれの場所でしっかり役割を果たしてやり切ろう。
目指すところは違っても一つのチームとして最後まで駆け抜けよう。
私たちの意地を見せてやろう。
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三年前(若い。笑)
女子部主将
山口郁佳
今回は、対校W4×+『舞鶴』をご紹介します。
クルーのコンセプトは、
「ためらいのない鋭いドライブ、
自力感のないシートスライド」です。
良いリズムを刻み、脚を存分に活かして、てっぺん目指していきます!
それでは、舞鶴のクルーを紹介しますね。
まずは、
Cox: 2回生 高橋志帆
舞鶴の“一部”、いや、舞鶴となり、全身で感じ取った感覚を的確に伝えてくれる。高校から経験を積んできた彼女の感覚にくるいはない。一年前の戸惑いや悔しさで流した涙を、今年は嬉し涙に変えてくれるはず!器用なラダーワークも、冷静と熱さを兼ね備えたコールも頼りにしてるぞ!
B:4回生 山口郁佳
抜群のフラットの良さで艇をしっかりと支えてくれる、舞鶴のドン。毎日起床時間きっかりに起床し、誰よりも先に電気をつけるきっちり者の性格で、クルーをきちっとばしっとまとめてくれる。インカレ最終日まで頼んだぞ、女子部主将!みんなついてくぞ!
2番:2回生 二宮由紀子
舞鶴の最年少漕手。テクニックに対して貪欲で、日々研究を重ね、先輩達に食らいつき…今やクォドのエンジンに。舞鶴が羽ばたくには彼女のドライブが欠かせない。ウェイトで鍛え上げた脚を爆発させてくれ!脳内はシンプルにね!
3番:3回生 章一帆
ここ数日、めきめきと成長を遂げている。以前は、こじんまりと漕いでいて体格を活かしきれていなかったが、現在はFで上体がしっかりと飛んでいる!!上体が飛んでいる彼女を見た時の感動は、忘れられない。レースでは、大きく、強く、気持ちよく漕いでくれよ!
整調:4回生 野崎舞
遠征先のボート部や、瀬田に訪れる海外選手との出会い、W4×+での漕ぎこみで、リズムやシートワーク、上体の使い方を徹底的に身体に叩き込んできた。艇のリズムを刻む責任は重いが、最後は気持ちよく、ためらわず、全力で漕ぎ切ります。
学生コーチ:萌さん
クルーの性格を知り尽くし、技術面だけでなく精神的にも私たちを支えてくれる。胃を痛めるほど、私達のことを考えてくれている。感謝です。
このクルーで、てっぺんを目指します!
応援よろしくお願いします。
それでは、最後に増量に励んだ後の写真と、お茶目な後輩たちの写真を。
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4回生 漕手
野崎 舞
インカレまで一月ちょっと。テストは真っ只中。
twitterをアンインストールしたのですがウェブで開いてしまうので、ウイルスバスターでURLをブロックしてます。
二宮です。
ハルビン組が荷物の用意してますね。男子があちこちに遠征してるの、羨ましいです。
女子は軽量級にも西日本にも出ていなければ、茨戸にもハルビンにも行っていないです。
遠征できなかったのは残念だけど、人数が少ないこともあり、3月からクルーをつくってきました。
昔は念願の対校とはいえ、自分が脚を引っ張っているとしか思えませんでした。
女子部は人数が少ないから乗れるんやと言われたくなくて、そのことが練習へのモチベーションになっていました。
自分の強みは最初、エルゴだけで、同じタイムでエルゴ回す奴連れて来たら誰でもええやん、と思っていました。
だから、自分がいなくなったらクォドが成立しないのもわかってるけど、何かにつけてもう乗らんし!と駄々をこねてた時期もありました。反省しています。
私はあなたを数字で評価してるんじゃない。あなたがあなただから、私はあなたに乗ってほしい。
章さんにこう言ってもらってから、自分もこの艇に乗っていいんだと思えています。やっと実力もついてきました。
東日本を経て、クルー内のコミュニケーションを一層大切にしています。コーチにどうですかと聞く前に、自分たちで漕ぎながら話し合う。
そんな女子部の夏は漕ぎ込みです。
毎日35kmを目標に漕ぎまくります。
低レート10分→ノーワーク20本→短漕SR34×20を3セット→ノーワーク20本→再び低レート10分
これを4~6セット繰り返します。3週間後、どれだけ体力がついているのか、楽しみです。
4回生の舞さん、郁佳さんとは、もう漕げる回数もカウントダウンなのですね。
艇上でも、それ以外でもたくさんの経験をしてこられた先輩方の背中は大きく、心強いです。
来年のインカレでは二宮~元気してたか~?で再会するのですね。やだ想像したくない。。。
いつかこのクォドが終わってしまう日がくるんですけど、今はそういうことを考えないでいます。
まだ少しは時間があるから、今のハードな1モーション1モーションを精一杯頑張ろうと思っています。
二宮由紀子
かわいい郁佳さん
夏っぽいしほっち
昨日関西選手権が終わりました。
結果はペアが2位と3位に入賞しました。
残念ながら男女ともに対校はメダルを逃してしまいました。
女子に限っては体調不良のため棄権という形になってしまい、期待に応えられず本当に申し訳ありませんでした。
ただ今回がインカレでなくてよかった。
体調管理も立派な選手の務めです。
これから気候の変化が大きくなり、日中はどんどん暑くなっていくことが予想されます。
今回の反省を生かし、選手一同万全の状態で質の高い練習を積み、本番に挑めるよう、精進していきます。
みなさまも夏バテにはお気をつけください。
(といいながら、少々暑苦しい文章にしばしお付き合いください)
さてそうこうしている間にインカレまで残り2ヶ月を切りました。
エッセン部屋の日めくりカレンダーの数字が着々と小さくなっていきます。
そろそろ『最後』という言葉が頭にちらつき始めました。
特に我々4回生は『最後』を意識することも少なくないでしょう。
最後だからっていってこれまで以上に頑張るのはかっこ悪いことでしょうか。
私は最後なのに意地を見せられないほうがずっとかっこ悪いと思います。
私たちはこれまで頑張ってきた。
そりゃずっと100%でやってこれたわけじゃない。
沈んだり低迷したり時には逃げたり。
でも諦めずにここまでやってきた。
最後くらい足掻いたっていいじゃないか。
艇速に貪欲に。成長に貪欲に。勝利に貪欲に。
まだまだやれることはある。
去年の主将が言っていました。
「勝って泣きたい」と。
私も同じです。
最後は勝って泣きたい。
残り2ヵ月。
全力で足掻こう。全力で楽しもう。
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女子部主将
山口郁佳
しかし、4年目にしてようやく、クルーを強くするためにはどうすればよいか、女子部を強くするためにはどうすればよいかと考え、行動にするようになりました。
特に冬季などはシングルを漕ぐ機会が多く、自分自身とボートとの対話を通して上達を目指してきました。その影響もあり、つい最近まで、自分の能力を伸ばすことが私の大きな興味関心であって、クルー作りや後輩への指導についてはあまり意識して取り組むことができませんでした。
しかし、
『W4×+でのメダル』と今シーズンの目標を決めてから、上回生としてクルーを引っ張っていかねばという使命感をいだき、自己の技術の習熟にこだわるだけでなく、自分の持てるもの全てを活用し、いかにしてクルーの能力をさらに引き出せないかと注力してきました。
クルーの成長はW4×+の艇速に繋がり、さらに、私自身が彼女達を引っ張っていこうと頑張ることも艇速に繋がる。このように互いに高め合うことで艇速は伸び、女子部の総力アップに繋がっていく、そんな良いサイクルができているのではないかと思っています。
これからもインカレに向けて、自分とクルーの上達に貪欲になり、1秒でも早くゴールライン切り、一艇でも多くのクルーを倒し、良い結果を残したいと思います。
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写真は、5月に開催された朝日レガッタでのレース後の様子です。
インカレは、みなで喜びを分かち合えるそんな良いレースがしたいですね。
4回生 漕手
野崎舞