LIVE shows:
Bière Noire (aka Riton La Mort) & Alice Assouline (Vallonia) feat. 伊東篤宏
FUELPHONIC (坂田律子+野本直輝) feat. HIKO (Gauze)
BIZZY KILLER GEDBENZ (kae from sete star sept)
Maruosa
黒パイプ
DJs:
根本敬
とろろ園 (友沢ミミヨ&こたお)
脳BRAIN
河村康輔
Yoshi Yubai/弓場井宜嗣
Jurry (gomesunonahagomesu/power of idea)
□ 8月11日(日) 17:00 open/start
□ ¥1,500 + 1D
□ at 幡ヶ谷Forestlimit
ミッドナイト・セクシー第7回の開催に寄せて
僕たちのバンド「黒パイプ」が、たまーに、気が向いた時にのみ企画するパーティー「ミッドナイト・セクシー」の第7回を幡ヶ谷フォレストリミットにて開催いたします。今回は、フランス南東の都市グルノーブルから初来日を果たすリトン・ラ・モール(Riton La Mort)とアリス・アスリーヌ(Alice Assouline)の二人を主賓に迎えます。
リトンは、エクストリーム・パンク・バンド「サタン(SATAN)」のシンガーであり、南仏マルセイユ拠点の出版芸術集団「ル・デルニエ・クリ(Le Dernier Cri)」から暗黒でヘタウマな作品集を発表しているアーティストです。彼は近年、自身のソロ・プロジェクト「ビエール・ノワール(Bière Noire)」名義で、彼と同じくグルノーブルにて画業と音楽活動を並行して行なっているアーティストでありパートナーのアリスと共に音楽を制作しています。ロックンロール、ハードコアパンク、ブラックメタル、ドローンといった現代的なサウンドに呼応しつつ、ヴォイスの多用によるより原始的で神秘的なサウンドの創出を追求しているようにみえる彼らは、実は帰国前夜となるこの夜、美術家/音楽家の伊東篤宏とのコラボレーションに挑みます。
対する日本勢は下記の通りのラインナップです。
バイクのエキゾースト音のみがミックスされる坂田律子のDJプレイと野本直輝のモジュラー電子ノイズがバトルするユニット「FUELPHONIC」と、これまでに何度も族車とのセッションを行なってきたハードコア・パンク・ドラマーのHIKOが初セッション。自身がこれまでに追求し実践してきたエクストリーム・ミュージックを“ポップ”に進化させることにより新たなる領域に突入したマルオサ(Maruosa)。リトンのバンド「サタン(SATAN)」と共にフランスをツアーしたバンド「セテ・スター・セプト(sete star sept)」のメンバーkaeによるソロ・プロジェクト「ビジー・キラー・ゲドベンツ(BIZZY KILLER GEDBENZ)」。
そして、DJ陣にはル・デルニエ・クリとゆかりある豪華な顔ぶれが並びます。2011年にブラック・スモーカーよりリリースされたミックスCD「愛駅」が契機となりDJ活動を本格的に再開させた、特殊漫画家にして現役ハード・ディガーの根本敬。今春、初個展を成功させたばかりの友沢ミミヨとこたおの最強親子によるアートユニット「とろろ園」。とろろ園の盟友にしてル・デルニエ・クリの大看板アーティスト、アンディ・ボリュス(Andy Bolus)のノイズ音楽ユニットエヴィル・モイスチャー(Evil Moisture)の音源を一発で聴き分ける驚異的な耳の持ち主「脳BRAIN」。リトンとはマルセイユで出会っており、今や八面六臂の活躍をみせつけるドザイナー/アーティストの河村康輔。河村の同郷の友であり、ル・デルニエ・クリの薫陶を受け自身のシルクスクリーン工房を営むベン・サネール(Ben Sanair)と共に作品を制作した写真家のYoshi Yubaiこと弓場井宜嗣。
お盆直前の連休ド真ん中に胸焼け必至の盛りだくさんな内容での開催となりますが、どなた様もぜひ足をお運びください。当日のタイムスケジュールは、追ってツイッターなどでお知らせします。
文責:アート倉持(黒パイプ)
▼関連企画①
リトン・ラ・モール個展「ブリッツクリーグ・ポップ」
会期:7月25日(木) 〜 8月7日(水) 12:00〜20:00
会場:タコシェ(東京・中野)