モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

経営者の想いが強く表れていて素晴らしい


最近、やけに白髪が増えてきたと思うのは気のせいか・・・。


どうもkurogenkokuです。



先日、出張から帰ってきたI君からこんな報告を受けました。
それは経営革新計画の審査をされている先生からいただいた言葉です。


「秩父の案件(経営革新計画の事業計画書)は、どれもこれも経営者の想いが強く表れていて素晴らしい」


最高の褒め言葉じゃないですか。



経営革新は企業の業績向上のための手段であって目的ではない。
だから経営者が納得いくまで議論して、生きた事業計画にしなければならない。
支援先の数をどんどん増やすが、品質を下げていいと言うことは意味しない。



今年度の秩父商工会議所の支援件数は33件(いま申請中のものを合わせると37件)です。これはほぼ間違いなく埼玉県内ではトップです。うちの支援の特徴として、外部専門家を使っていません。経営指導員がじっくりと時間をかけ、経営者に寄り添いながら支援しています。だからやっつけではなく想いが詰まっているんです。


ここまで来るのに時間がかかりました。
以下のグラフはうちの商工会議所における経営革新支援の実績です。kurogenkokuが入所したのは平成20年。当時はごく普通の商工会議所でした。




組織を大きく変えようとするのであれば、衝撃的な結果を残さなければなりません。平成23年まではほぼひとりで経営革新支援をやってみせてお客様の心を掴みました。経営革新支援の必要性について組織に理解してもらうのには十分でした。


その後、数年間、実績が下がったのには理由があります。
それは結果を気にせず、他の経営指導員の教育に時間を割いたからです。

泣き出すくらいまで支援スキルにダメ出しし、心を鬼にしながら育成しました。その結果、I君が自立して、後進の指導もできるようになりました。
そして今年度は残り2人の経営指導員も3件ずつですが、承認支援を行うことができました。



今年度の実績は平成23年までのそれと重みが違います。だって私個人の力じゃないんですから。人を育てるってこういうことなんじゃないかな。


そんな想いに浸りながら、来年度はさらに高い目標を課します(笑)

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