出張中にメールが殺到。
今日は研究会のため、昨晩は都内のホテルに宿泊していましたが、ホテル内でも当然仕事。回答が必要なメールは先ほどようやく返信終了。緊急性の高い支援の相談依頼もたくさんあって、来週以降も息をつく間もないくらいの仕事をこなしていかなければならないようです。
ひとつひとつの相談が重いこと。
なんでこんなに忙しいんだ???
どうもkurogenkokuです。
昨日は埼玉県内商工会議所中小企業相談所長会議のため、川口商工会議所に出張していました。
会議の話はどうでもよいとして、川口市は「鋳物のまち」です。会議前には以下の会社を視察させていただきました。
【伊藤鉄工(株)】
http://www.i-g-s.co.jp/
衛生排水や、建築土木に不可欠な「管材製品」、都市や公園計画のシンボルやアクセントとなる「景観材製品」、生活に彩りをプラスする「キッチン用品」をつくっている会社です。
鋳造を様子を自分の目で見たことがなかったので、ワクワク感が溜まりません。
生産プロセスをひとつひとつ確かめながら、鋳造製造における生産上の特性やポイントなどを学びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/40/99d45e96cf3d023b1599da55657da9bd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/bc/4f01aac33702619d3d602e511b05fbd2.jpg)
着目したのは「低熱膨張鋳鉄」という独自技術です。
秩父には切削加工の会社が多いのですが、当該分野においては難削材加工に課題を抱える企業が多いのですが、同社の技術は独自技術により材料組織を改良し、切削性を高めるというものです。
http://www.i-g-s.co.jp/files/igs/NEZTEC.pdf
同社は外国人実習生等の受け入れを行っていますが、彼らが投入されているのは、鋳造した製品をばらした後の「ショット」や「仕上げ」といった後工程。
鋳込みという工程に投入する前の「材料の溶解」が特に難しいらしく、前工程は日本人の技能者に頼らざるを得ないとのことでした。
もし自分が同社を支援するとしたら何ができるか。
そんなことを思い浮かべながら、工場見学をしているとたくさん質問が出でくるものです。