どうもkurogenkokuです。
花咲舞が黙ってないの第9話
http://www.ntv.co.jp/hanasakimai/story/09.html
覚えている方もいらっしゃると思いますが、ある行員が意図的にAという会社の運転資金の稟議を引き延ばし、A社の決済日当日に融資を断った。結果としては花咲舞らが本部にかけあって融資を実行、黒字倒産を免れたのだが・・・。
この話の中で特に印象に残ったのが花咲舞の上司の相馬が発言した(たぶん彼だったと思うが)一言。
「融資を否決するなら1日でも早く回答すること」
これは大切なことです。
kurogenkokuの所属する機関はマル経融資を除いて金融機能を持っていないので、そこは外部の金融機関にお願いしなければなりません。相談に来る企業の経営状態は様々。いま置かれている状況を聞いて、その要望に対応していただけそうな金融機関を紹介します。その先は金融機関の判断にゆだねられます。
紹介した案件がすべて決済されるわけではありません。それは当然のことです。金融機関もリスクを負っているわけですから。でも大切なのはダメだった場合で、次の支援策を早急に考えることです。だから早く回答が欲しい。。。
融資を申し込む企業には「理由」があって、そこには「期限」というものが必ず付いて回ります。当該金融機関からの回答が早ければ早いほど、その後講じることができるオプションは多いのです。言い換えれば、期限ぎりぎりに回答をいただいた場合、行使できるオプションはほとんど残っていないですし、最悪の場合は「倒産」なんてことも十分あり得るでしょう。
kurogenkokuをはじめうちの商工会議所を訪ねてくるお客様はみな真剣です。我々もお客様に対し情熱を持って接しています。そのお客様に対して提供するサービスは我々だけで完結できるものではなく、金融機関をはじめ連携する機関はみな提供するサービスの構成員だと思っています。ですから連携する機関に対しては真剣さを求めます。顧客満足を損なうような行為があれば厳しく接しますし、場合によってはパートナーから外れていただくこともあります。
一緒に酒を飲んだり、人的つながりは深めていきますが、それはそれ、これはこれ。ビジネスとなると馴れ合いではすませていけない、ドライな面も必要かと。。。
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