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モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

ローカルベンチマークの「活用」


国、県、中小企業支援機関、金融機関、いろいろなところから相談をいただくようになりました。時間と体力があるかぎり引き受けることにしていますが、結構大変なことになっています(笑)



どうもkurogenkokuです。

このブログでも幾度となく紹介している「ローカルベンチマーク」
簡単に言ってしまえば経営支援の入口における経営者とのコミュニケーションツールです。ツールはすでにはできあがっているので、金融機関や支援機関の中で今後どう活用させていくかが課題となっています。

【ローカルベンチマーク】
http://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/locaben/

【「ローカルベンチマーク」活用のためのツールが公開されました】
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/4793.html

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ローカルベンチマークは、企業の経営状態の把握、いわゆる「健康診断」を行うツール(道具)として、企業の経営者等や金融機関・支援機関等が、企業の状態を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、事業性評価の「入口」として活用されることが期待されるものです。
具体的には、「参考ツール」を活用して、「財務情報」(6つの指標※1)と「非財務情報」(4つの視点※2)に関する各データを入力することにより、企業の経営状態を把握することで経営状態の変化に早めに気付き、早期の対話や支援につなげていくものです。
(※1)6つの指標;①売上高増加率(売上持続性)、②営業利益率(収益性)、③労働生産性(生産性)、④EBITDA有利子負債倍率(健全性)、⑤営業運転資本回転期間(効率性)、⑥自己資本比率(安全性)
(※2)4つの視点;①経営者への着目、②関係者への着目、③事業への着目、④内部管理体制への着目
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実は先週、経済産業省の本プロジェクト担当者と情報交換させていただく機会を得ました。
ありがたいことに個別指名を受けたので、秩父管内において業種、事業規模などが異なる10社程度の企業を選定し、向こう3~4か月で中小企業支援機関における活用モデルをつくります。経営力向上計画の申請にも活用できますし、メリットも大きいですから、本ブログを読んでいる経営者がいましたら、断らないようお願いします(笑)

ローカルベンチマークの意義は「企業の経営者等や金融機関・支援機関等が、企業の状態を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組み」です。
中小企業支援機関における活用モデルなのでいろいろなことを試してみたいと考えています。金融機関や行政との同行支援であったり、場合によっては若手経営指導員の育成として使ってみたり・・・。イメージがたくさん膨らんできます。

今年度末か来年度には活用モデルを公開し、中小企業支援機関に横展開する予定です。
特に商工会議所・商工会の経営指導員は他人事だと思わず、どんどん活用していただくようお願いします。

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