ZZR1400な井戸端会議 ～おばあちゃん

　
高速を利用した翌日、
ZZR1400にたくさん付いた虫を　せっせと落としていた。

そこへ、近所のおばあちゃんが通りかかり、声を掛けてきた。
近所のおばあちゃんといっても、数回　顔を見たことがある程度の
挨拶も交わした事の無い　おばあちゃん…

「このオートバイは、凄いわねぇ…、それにピッカピカで綺麗ねぇ～♪」
「あはは、ども♪」
「とっても大きいのねぇ、やっぱり速いんでしょうねぇ…
　どのぐらいスピードが出るの？」
「あ、いや…、そうですねぇ
　３００km/hくらいですか…ね…、はははっ(^ヮ⌒〃；)＞」
「まぁ～！そんなに出るのぉ！！！
　なんか想像つかないわねぇ…∑（◎Д◎）」
「えっと…、新幹線とかと同じような速度っスかねぇ…」
「えええええっ！！！　そんなに速く走るのぉ～！！！
　羽が付いていたら飛びそうねぇ…」
「あはははっ、飛行機が離陸する時と同じ速度なんで
　ホントに飛んじゃうかもしれませんねぇ…はははは」
「そんなに凄いのに、なんかこの子…、可愛いわねぇ…(*´‐｀*)」
「そ、そうっスかぁ…あはははっ（;´▽｀A``」
『可愛い…って、この子…って、おばあちゃん…はははは』

「それに、とっても静か♪　ホントに　いい子ねぇ～…」
「あはははは…」
「それに比べて　凄いのがいるでしょ…、あそこに！」
「は？」
おばあちゃんは物凄い眼光で、毎日青空駐車しているハーレーを　ギンッと睨んだ。
ここここ、恐えぇぇぇ～(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
「あっ、あーあ
　あのハーレーですね…(；^～^A
　う～ん…、あれはアメリカの広い大地を乗るバイクですからねぇ
　こういう日本みたいに、狭くて住宅が密集している所では
　キツイっスねぇ・・・」
「毎日、毎日、バンバンうるさくてしょうがないわぁ！汚いし！(｀へ´*)」
「こ、困ったモンですよね…(;^_^A」

「あの　うっるさいのと違って、本当にこの子はいい子よぉ～、
　それにこの子は、こんなにいつも大事にされて、ぜったい幸せよ♪」
「そ、そうっスかねぇ…ははは(*＾‐＾*)＞」

などと、しばらく話してた。

この日から、おばあちゃんとは　よく挨拶する関係に。
何十年も住んでて、挨拶した事も無い人と
こうして、急に知り合いになるなんて…
今までのバイクでは無かった事だ。

ZZR1400ってのは、ホント面白いバイクだよ。