ZZR1400 PHANTOM Ninja 黒影

愛馬ZZR1400と、日々思うこと (゜o。∀。o゜)

KBM連載第23弾♪「事故」

2013年10月21日 23時58分18秒 | カワサキバイクマガジン


早いもので、退院から一ヶ月が過ぎました。

退院時、たくさんのお祝いのコメントありがとうございました。

そして、せっかくたくさんのコメント頂いたにもかかわらず
お返事できなくて本当に申し訳ありません。

おかげさまでその後の経過も良く
もうほとんど通常の生活が送れるようになってきました♪




しかし何でしょう、この異常なほどの時間の経過の速さは。。。

40日も閉鎖的な空間に閉じこもっていたので
もちろん「やりたい事」はたくさんあるのですが
それにもまして「やらなくてはいけない事」が、本当に山ほどあって
毎日それらに追われ、鬼のような速さで時間が過ぎて行きます。

カミさんも、体調を崩して寝込んだりしてるし。。。('ー`;)
秋バテなのでしょうか・・・
きっとこの夏の疲れがドッと出たのでしょう。
あの猛暑の中、一日も欠かさず毎日病院へ来てくれてましたからねぇ。



そんなこんなの退院後の「やらなくてはいけない事」のひとつが
このカワサキバイクマガジンさんのイラストだったりもしました。
実は、退院したその週が締め切りで
かなりタイトでしたねぇ。。。(;´▽`A``

ナンとか入稿できて良かったです。

基本的に60日おきに締め切りが来る中での
40日間の入院。。。
緊急入院みたいな形で入っちゃったので、たまたまだったのですが
入院した時期と入稿しないといけない時期がカブらなくて良かったです。
いやホント。(;^_^A




が、もう21日です。
そんな退院直後に描いたイラストが掲載された
カワサキバイクマガジン Vol.104 2013年11月号
発売されてからおもいっきり時間が経ってしまいました。

今回も西村氏の記事『思い出せ、あの瞬間を』での挿絵です。

記事のタイトルは「大死一番」

仲良くと言うかナンと言うか・・・('ヮ`;)
奇しくも、西村氏と俺、続けざまに入院してしまったこの夏ですが
その、西村氏が病院送りになってしまった経緯のエピソードです。

カワサキバイクマガジン 2013年11月号vol.104

別に西村氏の行為を正当化しようとは思いませんが
事故になるならないは別として
これ、けっこうやってしまう人も多いんじゃないでしょうか。

「馬鹿げの至り」(苦笑)とでも言うんでしょうかねぇ。
正直言うと、俺もやりました、何度か。。。

一番覚えているのが学生時代のこと。

当時、報酬は物凄く高かったのですが
結構ハードなバイトをしてまして。。。
徹夜することもしばしば。

まるまる2日間完徹してしまったある日、
夕方事務所に戻ると、俺と交代するはずだった人間が
目の前で高熱を出してダウンしているではないですか。

なにしろ急な事で、代わりの人材も無く
かといって会社としても仕事をドタキャンするワケにもいかず。。。
俺は無理だと何度も断ったのですが
最終的には代表に土下座され、代わりに俺が現場へ行くことに。
結局3日連続で徹夜するはめになってしまったんです。

人間、徹夜も3日目ともなると、怖いもので
目を開けながら寝てしまうんですね。
何度も何度も立って話ながらも、意識が飛んでました。

なんとか仕事をこなして、やっと帰れる事に。
普通だったらその場で寝込んでも不思議じゃない状況でしたが
全てが終わった事への開放感と、家に帰れる嬉しさのあまり
眠気どころか、変にハイテンションになっていたのを覚えています。

後から振り返ると、完全に判断力を失っていたんですね。
一旦仮眠してから帰るべきだったんです。

が、そのハイテンションのまま、バイクに跨り帰路へ。

記憶にあるのは、走り出してから5分ぐらいまででしょうか。
気が付くと、自宅の門がヘッドライトで煌々と照らされている風景でした。

そう、10km以上都内を、完全に寝たまま走っていたようです。
おそらく目を開けたまま。

ルートは?
信号は?

自分が何処をどうやって走って帰ってきたのか
全く記憶にありません。



たまたま事故にならなかっただけ、
たまたま人を殺めなかっただけだったのだ
ということに気が付くと、身の毛もよだちました。


無意識下においても、運動性記憶のおかげで走れていたのでしょうが
事故に繋がらなかったのは、幸運だったとしか言いようがありません。
非常に危険で、非常に無責任な行為だったと思います。

俺はお酒を飲まないので、飲酒運転は無いですが
睡眠不足での走行も、とても危険な行為です。

睡眠不足になると判断力も低下するため
自覚する事も困難になってくる場合もあります。

ついつい、
「寝不足だけど、これぐらい・・・」
と考えそうな時もあるかもしれませんが
皆さんも寝不足には充分気をつけてくださいね。

俺も今回の西村氏の一件で
改めて、気をつけねばと思いました。




詳しい記事の内容については、
是非カワサキバイクマガジンで、お読みになってくださいね。




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4 コメント

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未必の事故 ()
2013-10-22 03:16:20
12~3年程前に、自分の母ですが、
国体の手伝いを深夜までしたその帰路で、
居眠りから車が2回転ほど横転する事故を起こしました。

丁度、準夜勤で帰宅したばかりの自分が現場に呼ばれ、
警察の手配やら救急車やら呼んだのを覚えています。

その母当人はと言うと、居眠りで脱力しきっていたせいか、
ムチ打ち程度で外傷無しでした。

ただし、担当してくれた警察の方曰く(たまたま知り合い)
居眠りは未必の事故と言い、余所見脇見と違い、重大な過失と判断されるそうです。

緊急回避の可能性すらなくなると言う事が、どれだけ危険な事か…
と改めて思い知らされた夜でした。

睡眠不足や体調不良、様々な状況下で運転せざるを得ない事もありますが、
絶対に無理をしてはいけないですね。

あと少し…と思った時が、休み時。ですかねw
長文失礼しました。
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退院おめでとうございます! (ZZR1100ーD7)
2013-10-22 19:32:42
学生時代、徹夜でレポートを仕上げ帰郷するため大阪のフェリー乗り場(宮崎行)迄、同郷の友達と名古屋から高速に乗りましたが、途中でウトウト…でこけました(時速120km)。顎を7針縫い、バイク(GPZ400R)の右側破損、フェリーには間に合わず近場で1泊となり ましたが、貧乏学生でお金がありません。仕方なく(?!)安いラ○ホテルでスキンヘッドでピアスを付けてる友達と夜を過ごしました。バイクはボロボロでしたが何とか動きましたので、途中雪も降りましたが何とか宮崎に着きました。玄関に血まみれのジャンパーを着ている私を見た母の顔が今だに忘れられません。今となっては良い思い出になる…訳ありませんねぇ。
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生と死をみつめて (アウトバーン)
2013-10-24 00:29:00
昔、「愛と死をみつめて」 という映画がありました。今回のこの記事の事故では「生と死をみつめて」 がピッタリだと考えます。「死ななかった事を喜ぶ」 「生きている事を喜ぶ」「生きてゆくことを喜ぶ」、時間軸でその気持ちが微妙に変化したり、行きつ戻りつしたりします。でも、とりあえず、「死ななくて良かった」 正直な気持ちでしょう。あの時そのまま死んでたら、嫁や娘、他の家族や、親友知人になんのお別れも出来ずに一気に逝ってしまったのですから...「よく食べ」「よく寝て」元気良くバイクには乗りたいものです。
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ほんとに。。。 (justice)
2013-10-24 09:56:47
色々な意味で「目が覚めた」と言い表す出来事に遭遇しますが(・・・私も含めて)
乗りたい時に走りたい場所へ駆ける&嬉しさ全開De楽しんでナンボ!の海苔モノですもんね。。。

そのご機嫌な気持ちが明日への活力になったし、周囲への感謝も教えてくれたし・・・辛い事も乗り越えてこれたし。。。

いつまでも元気でcreativeな黒風海苔で居て下さぁ~~~いっ♪
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