「今朝は冷えたね。昨日も寒かったから明日も寒いだろう」
「・・・・」
「三寒四温って、3日寒いと次の4日は温かいって言うことでしょ」
「そうかな。温かくなるまでに3回寒くなって4回目頃は暖かくなると思っていた」
今朝の夫婦の会話です。どちらが正しいのか、いつものことで早速スマホで調べてみました。結果は解釈が変化して、どちらも間違いではないようです。
「この頃は辞書を引くことは無くなった。調べ物はなんでもスマホ」
「スマホを使うことがいつまでできるのか、そちらが問題です」
高齢者夫婦の、きわめて具体的な心配事が出た会話でした。
『ウィキペディア』
もともとは中国北東部や朝鮮半島におけることわざであってシベリア高気圧の勢力がほぼ7日の周期で強まったり弱まったりするからと考えられている。しかし、日本付近の天候はシベリア高気圧だけでなく太平洋の高気圧の影響も受けるので、日本では三寒四温がはっきりと現れることはなく一冬に一度あるかないかという程度である。そのため近年では本来の意味から外れて、春先に低気圧と高気圧が交互にやってきたときの気温の周期的な変化という意味合いで使用されることが多くなっている。