呼び出しベルが鳴る。「何か頼んだ」と妻、
「・・スケッチブックかも」
小脇に段ボール箱を抱えての妻の一言
「スケッチブックだけ。空気を運んでいるようなものね」と。続けて、
「ドライバーさんが足りないわけよ。通販も考えなくちゃ」
「ついポッチと。面倒ないからな通販は」と私。
次の一言、
「来週の月曜日までに処分できるスケッチブック、纏めてくださいよ」
捨てるスケッチブックはないと言ったのに、また同じことが今年も…。
戦いの素を呼び寄せてしまった。
「それにしても間の悪いポチだったな。今年も年末行事、矢張りあったな」