ホテルに荷物を置いて1泊2日の小旅行、パリ北駅からブリュッセルへ。グランプラス、聖ミッシェル大聖堂、小便小僧の後はムール貝とビールでランチ。
「見た」、「食べた」「飲んだ」と、この街では完全にオノボリサン気分。午後、ブリュージュに。マルクト広場、ギルドハウス、鐘楼。べギン会修道院、運河クルーズ。ここでは「見た、食べた、飲んだ」からやっと気分も「中世、宗教、美しさ」と街並みの雰囲気に転換。運河沿いの小ホテル泊。
翌日午後、帰路ゲントで途中下車、トラムに乗り換えて旧市街に到着。聖バーフ教会の鐘楼からゲントの街を眺め、その後はレイエ川沿いのレストランでギルドハウスを見ながらビール、至極の時でした。
パリへの列車で、「短い時間だったがたくさん見て、食べて、飲んだ。しかしフランダースの犬は見なかった」、フランダースの犬なんてもともといる筈もない、それなのに何故か小芝居染みた一言を言ったのでした。
2005.8.3「日記」より
絵:川沿いのハウス 群