Dear!くろうどぃあ!

このブログでは、私、くろうどの趣味に関する事を記述します。
当面は、「RPGツクールMV」をメインにします。

【2】DB:システム【初心者向けに自作品解説】

2016-07-31 23:23:54 | RPGツクールMV
■はじめに

この記事ではうちの作ったゲームを解説します。
Android 5.0以降向けの短編RPGとなっており、GooglePlayに置いてあります。
(ゲーム中に広告が出ます)

▼StrayFairyMV(GooglePlay)
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gr.java_conf.krddata.strayfairy_mv&hl=ja


■データベース「システム」



さてみなさん。
今回は、「データベース」を覗いてみたいと思います。

「RPGツクールMV」の「データベース」を開いて、左側の下の方に「システム」という項目があります。

ここでは、「ゲームタイトル」など、色々な設定が出来るようになっています。

注目すべきは、「オプション」でしょうか。
順番に見ていきましょう。

●サイドビュー戦闘を使用
これは、戦闘画面がサイドビュー形式(横から見た感じになり、主人公も表示される、要するにFF形式)になるというモノです。
うちは、主人公側にもアニメーション表示をして欲しいという理由から、チェックを付けています。

尚、これにチェックを付けると、「[SV]魔法スキル」や「[SV]攻撃モーション」という項目も設定する必要があります。
(デフォルトのままでよければ、そのままで)

●透明状態で開始
これにチェックを付けると、ゲーム開始時(ニューゲーム選択時)に、主人公(初期パーティ)が透明な状態で始まります。
チェックを付けないと、主人公が見える状態で始まります。
つまり、オープニングイベント中に、主人公が画面に表示されていると困る時に使います。

ちなみに、オープニングが終わって、主人公を表示する時は、イベントコマンドの「透明状態の変更」を使います。

●パーティの隊列歩行
これにチェックを付けると、主人公のパーティメンバーがぞろぞろと表示されて移動する事になります(いわゆる、ドラクエ形式)。
チェックを付けないと、パーティの先頭のキャラクターだけが表示されます(要するに、FF形式)。
ちなみに、チェックを付けた時に、シンボルエンカウントを採用した場合、先頭以外のキャラクターで、敵シンボルを通せんぼ出来たりします。

●スリップダメージで戦闘不能、床ダメージで戦闘不能
「スリップダメージ」は「毒」など、「床ダメージ」は「毒の沼」などによるダメージで、チェックが無い場合、HPが1で止まります。
厳密に言うと、「スリップダメージ」は「特徴」の「HP再生」がマイナスの時、「床ダメージ」は「タイルセット」で「ダメージ床」に設定されている地形……となります。

●バトル画面でTPを表示
TPを消費するスキルを作る場合、チェックを付けましょう。

●控えメンバーも経験値を獲得
これにチェックを付けると、戦闘に参加していないパーティメンバーにも勝利時に経験値が入ります。
デフォルトだと、戦闘不能に「経験獲得率*0%」が設定されているので、なんとなく不公平のような感じはありますが、多人数のパーティメンバーを入れ替えるタイプのゲームの場合、チェックしていないと、戦闘に参加しないキャラクターが永遠に使われないという事になりがちなので、チェックしておいていいかと思います。



さて、他の項目では、「音楽」について触れておきたいと思います。

うちのゲームはスマホ向けに作っているので、タイトル画面でBGMが流れると困るだろうと思い、「タイトル」の音楽を「なし」にしています。

「戦闘」と「勝利」のBGMを「なし」にしているのは、マップ画面と戦闘画面のBGMを同じにしているためです。
(マップのBGMはマップの設定で、戦闘BGMはイベントで設定しています)
BGMが頻繁に切り替わると、データの読み込みでゲームが止まる可能性があるので、同じにしておくといいよ……っていうのを聞いたので、うちも採用しました。


他には、「初期位置」を設定するくらいですが、マップ上でも設定出来るので、ここにもあるよっていう程度です。
(ちなみに、マップ上の初期位置にカーソルを合わせて、Deleteキーを押すと、初期位置を「なし」に出来ます)


最後に、「メニューコマンド」について少し……。
今回、「並び替え」のチェックを外しました。
これは、「公式タッチUIプラグイン」を使う上で、メニュー画面のメニューコマンド欄でスクロールが発生するのを嫌ったためです。
そのため、少しでもメニューコマンドを減らしたかったのです。
(幸い、パーティメンバーが4人以下だったので、「並び替え」が無くてもプレイ出来るゲームでした)


といった所で、今回はこの辺で~。